広島戦に先発したDeNA・浜口

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● 広島 0 − 4 DeNA ○

<17回戦・マツダスタジアム>

 2位のDeNAが0.5ゲーム差だった3位の広島に完封勝利。先発の浜口が6回11奪三振無失点の快投で6勝目(3敗)を挙げた。

 この日の浜口は立ち上がりから制球力抜群。初回からテンポ良くアウトを重ね、3回から4回にかけ4者連続三振もマークした。5回は代打・会沢にフルカウントから5球連続ファウルで粘られたが、最後は13球目のスライダーを振らせ空振り三振。5回まで二塁ベースを踏ませなかった。

 3点リードの6回、この試合初めての四球などで二死一、二塁としたが、ここでも粘る5番・松山を、最後はインコースへの直球で見逃し三振。6回115球、4安打11奪三振無失点の快投で広島打線を寄せつけなかった。7回以降も三嶋、エスコバー、山崎が1イニングずつを無失点。完封リレーで試合を締めた。

 打線は3回、3番・ソトが右中間席へ29号2ランを運び先制。ソトはこれで、本塁打数リーグトップの巨人・坂本勇に並んだ。5回は5番・ロペスの左犠飛で3点目。8回は相手守備のミスに乗じ、無安打で4点目を加えた。

 広島の連勝は2で止まり、2位浮上とはならず。打線が浜口を捉えられず、5回3失点の先発・ジョンソンは7敗目(8勝)を喫した。