昨季のチーム得点王ジャン=フィリッペ・マテタ、そして新加入のチ・ドンウォンが今夏に負傷し長期離脱へと入った、1.FSVマインツ05。そのためマネージャーを務めるシュレーダー氏は、レンタルでのFWの補強を目指しているところだったが、その答えをかつての指揮官ユルゲン・クロップ監督率いる、昨季のCL王者FCリヴァプールより見出した。

 タイウォ・アウォニイを1年間の期限付きで獲得。リヴァプールではU23に属する21才のFWは、昨シーズンではKAAヘントと、ムスクロンとベルギー1部へレンタル移籍。そこで公式戦32試合に出場して、11得点(いずれもムスクロン)3アシストをマークしており、ヨーロッパリーグ予選では4試合でピッチに立った。

 なおリヴァプールはこれまで、同選手を6度レンタル煮出しており、その最初は2015年9月、当時ブンデス2部のFSVフランクフルトだった。当時18才だったアウォニィは、そこで13試合に出場。21才となったナイジェリア・ユース代表に対しては、マインツではマテタ、チの抜けたFWの穴埋めが期待されており、レンタル料は50万ユーロとなる。