ヘルタ・ベルリンがサマーキャンプを行なったオーストリアのシュテーゲルバッハにて、筋肉系に痛みを抱えていた、アルネ・マイアー。現在は膝蓋腱に炎症を抱えており、そのため今季最初の公式戦となるドイツ杯初戦、ブンデス4部相当VfBアイヒシュテット戦では欠場を余儀なくされることとなった。

 これはアンテ・チョヴィッチ監督が明かしたものであり、「アルネは今季はとても期するものをもってシーズンに臨んでいる。シーズンが始まる前に話し合いをし目標を確認した。ただ選手にとっては、体がまず何より大切なものだよ」とコメント。その翌週に控える、ブンデスリーガ開幕戦、バイエルンとのアウェイ戦でも欠場する可能性もあるだろう。

 さらに火曜日の練習ではマイアーと共に、デドリック・ボヤタ、ジャヴァリオ・ディルロスン(共に大腿筋の問題)、そしてペーター・ペカリク(ふくらはぎ)が不参加、いずれも週末の試合で欠場することになる。「最初に復帰するのはペカリクだろうね」と指揮官。しかし準備期間の大半を棒に振っただけでなく、右サイドバックではルーカス・クリュンターが控えているところだ。

 なお先日加入したばかりのドディ・ルケバキオについてはフルメニューに参加。週末の試合からメンバー入りすることが期待されるが、ただ「とても精力的にここのところ取り組んでいるが、ただU21欧州選手権の影響で遅れて参加している。」と述べ、「どういう反応をみせるか見極めていかないと」とチョヴィッチ監督。それでも昨季にハットトリックをあげ衝撃を与えた、その次のバイエルンとの開幕戦では出場することにはなるだろう。