ボルシア・ドルトムントはこの夏、パリ・サンジェルマンへと移籍したアブドゥ・ディアロに続き、さらにもう一人のCB、エメル・トプラクもチームを後にすることになるかもしれない。同選手に対してはイタリアのセリエA、USサッスオーロ・カルチョからの関心のみならず、kickerが得た情報によればブンデスからも、ヴェルダー・ブレーメンが興味を抱いているようだ。

 移籍金額としては400〜600万ユーロが見込まれているところであり、先週土曜に行われたバイエルンのDFBスーパーカップでは納得のパフォーマンスを披露。kicker採点2をマークし、無失点での勝利に貢献している。ちなみに同じくドルトムントからブレーメンに加入したヌリ・シャヒンとは、トルコ代表でもチームメイトだった。

 ただ本来4バックの強化をめざすブレーメンにとって、希望リストの最上位に位置していたのは、むしろASモナコのサイドバック、ベンヤミン・ヘンリクスだった。しかしどうやらモナコ側には手放す意思はなく、ブレーメンはセンターバックであれば両サイドでプレー可能なベテランに白羽の矢をたてた模様。なおサイドバックでは、CBが本職ながらマルコ・フリードルが左サイドバックとしてもプレー可能だ。