プロの写真に迫る体験! プロ仕様の映像カメラが使えるレンタルサービスを試す

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TikTokをはじめとするSNSへ写真を投稿するスタイルがスタンダードになり、写真・動画が自己表現やコミュニケーションに手段になっています。

写真作品を制作、公開する方法としては、
スマートフォンアプリで写真・動画を手軽に加工してSNSやブログなどで公開する方法が一般的です。

しかし最近、プロ仕様の映像機器にて、高度な作品作りにトライするユーザーも増えてきました。
プロ仕様の機器を使うには、機器の費用やソフトウェアの費用など、大変なコストがかかります。
ですが
「プロ仕様の機器を手に入れたい」
「プロ仕様の機器をいつかは使ってみたい」
こうした思いを持つアマチュア写真家も多いことでしょう。

そこで紹介したいのが、プロ仕様の映像機器を安価にレンタルできるサービス「パンダスタジオ(https://rental.pandastudio.tv/)」です。

こちらのサービスでは、映像制作関連機器のレンタルが充実しており、一日単位の安価な設定になっているため、一般ユーザーでも利用できる価格帯になっています。


パンダスタジオのサイト


今回、こちらのレンタルサービスを試してみましたので、紹介します。
レンタルしたのは、動画をRAWで撮影できる映像用カメラ「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」です。

業務用カメラと比較すると大幅に小さくなっていますが、動画のRAWデータによる撮影ができるため、映像作家は、自分の好みのカラーグレーディングを行って、現像することができます。プロの映像作家のような作業を行うことができます。


Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K


レンズのマウントは、マイクロフォーサーズマウントが採用されており、オリンパスやパナソニック製のマイクロフォーサーズレンズを利用することができます。
マウントアダプター経由でのオールドレンズの利用も可能なため、古いシネマレンズを使って撮影してみました。
利用したのは、Schneider Kreuznach Xenon 25mm F1.5 Arriflex STDマウントを利用してみました。


5インチディスプレイを搭載


5インチディスプレイを搭載しているBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは、マニュアルフォーカスでの撮影がやりやすくなっています。実際に撮影したデータはこちらです。
動画用カメラではありますが、静止画も撮影できますので、RAW撮影して、現像した写真の作例です。


作例1



作例2



プロ仕様の機器を利用しようと思っても、利用できる機会はなかなかありません。
このようなプロ仕様の機器をレンタルできるサービスを使って、実際に体験するのは良い方法だと思われます。


執筆 伊藤浩一