<全英女子オープン最終日>優勝トロフィーを高々と掲げる渋野日向子(撮影・沢田 明徳)

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 ◇米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン最終日(2019年8月4日 ミルトンキーンズ ウォバーンGC(6756ヤード、パー72))

 海外メジャー最終戦のAIG全英女子オープン最終ラウンドが4日に行われ、単独首位から出た渋野日向子(20=RSK山陽放送)が7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算18アンダーでメジャー初優勝。77年全米女子プロを制した樋口久子以来42年ぶりとなる、日本人史上2人目のメジャー制覇を達成した。セレモニー終了後には大会公式会見に出席。海外メディアから爆笑を誘う“しぶこ節”全開の会見となった。

 以下は渋野と報道陣の一問一答。

 ―今の感情を教えて下さい。

 「今の気持ちは…、言葉にできないくらいうれしいのと、おなかがすいたのと、吐き気がします(笑い)」

 ―勝った後に家族たちと話す機会はありましたか?

 「家族は写真撮影をする時、お父さんと写真を撮ったくらい。“おめでとう”って言われた記憶ないです(笑い)」

 ―18番ホールでバーディーを取れば勝つということは知っていましたか?

 「ずっとボードは見ていたので自分がどういう位置にいるか把握していたし、これを決めれば優勝すると分かっていたので、どういうガッツポーズしようかと思っていました」

 ―どうやってお祝いをしますか?

 「お菓子をいっぱい食べます」

 ―コースで食べていたものは何ですか?

 「何と言ったらいいんですかね。“「たらたらしてんじゃねーよ”というお菓子です。タラの」。

 ―ファンのサポートからポジティブなエネルギーを感じた?

 「そうですね。バーディーパットや厳しいパーパットを決めた後にハイタッチしてくれる日本人の方とか、日本人以外の方もハイタッチしてくれるので、ずっとしてました(笑)」

 ―18番に行く時にずっとハイタッチして、第2打を打つ前にキャディーと笑い合ってましたね。

 「セカンド地点では“ここでシャンクしたら格好悪いな〜”って話はしていました」

 ―これでLPGAの会員になる権利があるが、今後のプランは。

 「今はまだ日本ツアーで戦いたいと思っている。もし海外で戦いたいと思うようになったらまた来たいなと思います」

 ―海外に来る場合、寂しいと思うことはありますか?

 「やっぱり日本の料理とお菓子が食べられないのはたぶんストレスになっちゃうと思います」

 ―こういう状況を楽しんでいることは、他の選手にとって脅威になりそうですね。

 「きのう終わった時点で単独首位だったので絶対に緊張するだろうなと思っていました。その緊張の中でどういいプレーができるかを考えていたら、だんだん緊張しなくなったのか、ここはパーでもいいやというバーディーパットが入ったりもした。なんでだろ… よく分からないです(笑い)」

 ―シンデレラは話の最後に王子様と結婚した。トロフィーをもらうことは王子様と比べてどう?

 「う〜ん…(笑い) トロフィーはトロフィーだから王子様とは言えないですけど、今までで一番価値のあるものをもらったと思います」

 ―2人もシンデレラの姉妹みたいに優しいの?

 「優しいのかな…?姉はすごい優しいですけど、妹の方が私より頭がいいので“こんなのも知らないの?”という感じで、見下されちゃうじゃないけど、そういう感じです」

 ―笑顔でいるのは緊張をコントロールするためですか?

 「あえてしている時もありますし、キャディーのコーチとしょうもない話をしていて、それで笑ったりしてました」

 ―賞金で自分へのご褒美は?

 「ちなみに賞金はどれくらいなんでしょうか?」

 ―すごくいいものが買えるくらいですよ。