梅雨も明けて気温がぐんぐん上がっています。そして全国高校総体もそうでしたが、多くのアマチュアスポーツは、そんな暑い日の一番気温が高い中でプレーしています。そう言えば僕の高校時代は、炎天下で1日に4、5試合プレーしていました。五輪ですら中1日でした。

理想を言えば、夕方以降の少しでも気温が低くなる時間にプレーすればいいでしょう。そのほうがいいパフォーマンスになるのは間違いありません。でも僕は、厳しい環境でプレーしなければいけないのは、アマチュアスポーツで仕方のない側面だと思っています。

これは大船渡高校の国保陽平監督が佐々木朗希投手を出場させなかったという話題と議論するべきポイントが違っています。佐々木投手の場合は彼1人の問題で、その日の気温などのコンディションがどうだったかということではありません。

アマチュアスポーツは様々な制約、たとえば施設の利用時間や大会の開催可能な日程などの条件の中で行わざるを得ません。そのため、すべてが整った中でプレーすることは難しくなります。

ですからチームは当日の天候を恨むより、タフなコンディションの中で何ができるのか考えるほうが、僕はいいと思います。また根性論が多かった昔に比べ、今はコンディショニングや暑熱対策などを指導者が勉強して、選手たちに無理をさせないようにしています。プレーヤー保護の視点は大事にされています。

与えられた条件で最大限のパフォーマンスを出す。それができる選手はトッププレーヤーになり、最高のコンディションでプレーできるような環境が提供されます。選手はその頂点を目指して、汗をかきながら頑張ってほしいと思います。