これまでに数えきれないほどのご当地カレーを食べてきたJタウンネット編集部。今回もまた変わり種のカレーを取り上げたい。

紹介するのは、沖縄を代表する爬虫類「ハブ」のエキスを入れた「ハブカレー」だ。いよいよ危険生物のエキスが入ったカレーに手を出してしまった。


ハブカレー

はたして無事に食べられるのか。ちょっと不安なカレーを食べてみた。

味は意外と普通?

毎回確認している原材料名の欄。いちごやレモンカレーなど甘い系統のカレーで驚いてきたが、今回はどうなのだろうか。


原材料名の欄

あまり普通のカレーと変わらない気がするが――1か所見つけてしまった。


原材料名の欄

まさかのハブ酒。エキスだけではなかったのか。ネット上を調べるとアルコール成分は、加熱工程ですべて気化し、ハブ酒のエキスのみが使われているのだとか。

なるほど。それであれば筆者のような下戸でも安心して食べられる。


パッケージ裏。カレーを食べだけでハブを捕まえに行く人などいるのか。

パッケージ裏には「予測不可能に元気を発信」などと書かれている。もしかしたら食べることによって、筆者が色々な意味でやる気満々になってしまう――なんてことがあるかもれしない。


ハブカレー

ビックになることを夢見て完成。ハブカレーは電子レンジで温める際、箱に入れたまま加熱ができる。加熱した皿で熱い思いをしなくて良いだけでもポイントが高い。

香りはボンカレーなどスーパーで買えるレトルトカレーとの差異はない。これは味でも同様だ。入っているのはエキスだけなので、具材なども一般的なレトルトカレーと変わらない。

正直、レポートが難しいほど良くも悪くも普通のカレーなのだ。旨味もしっかりしており、自宅で気軽に食べられるため、お土産でもらえたら嬉しい。

どことなく口当たりの重さのようなものを感じるが、無理に違いを見つけようとしているので思い過ごしだろう。


ハブカレー

ちなみにハブ酒を飲んだ経験があるS編集長に食べてもらい、ハブ酒の味がするかを聞いたが、

「ん・・・わからない」

わからんのかい。アルコールが気化されているので無理もないか。

ハブの力をいただきつつ、美味しくいただける逸品。勇気をもって食べてみる価値は十分にある。