猛暑でエアコンをつけても、部屋が涼しくならないのはなぜなのか。エアコンに詳しい戸井田園子さんが解説した。

千葉・市川市に住む「ビビット」スタッフの部屋。犬を飼っているので、エアコンの設定温度を24度しているのに、少しも涼しくならず、室温は29度で犬たちはぐったりしている。サーモカメラで見てみると、天井あたりから暑さが迫ってくる。

プラズマテレビは暖房器具と同じ!?

戸井田さんは「まず、窓が多いですね。3面が窓で、しかも1面は西向き。これは温室状態です」と指摘する。窓付近の室温は32.4度にもなっていた。戸井田さんは窓の外にすだれを設置することを提案し、「すだれは窓に接するように張るのではなく、斜めにして空気の層をつくるようにつるすとよいですね。冷たい空気層は熱を通しにくいんです」と説明した。

戸井田さんが次に指摘したのはプラズマテレビ。「これは暖房器具と一緒です」と言う。テレビ周辺の温度を測る51.4度。有機ELテレビか液晶テレビなら熱の発生を抑えることができるという。

扇風機の位置が違ってた

扇風機の位置も間違っていた。正しくはエアコンの真下に置き、できるだけ上向きにして、首振りにはしない。これで、エアコンから出る冷たい空気が遠くに飛ばされ、部屋を循環するようになる。

司会の国分太一「エアコンの設定温度を信じてはいけないんですね。西日とかの影響で、設定より暑くなる」

環境省が推奨する「設定温度28度」というのは室温の目安で、エアコンの設定温度のことではない。

ジャーナリストの増田ユリヤ「部屋に温度計が必要ですね」