今月25日(2019年7月)、小惑星が地球にニアミスしていた。「2019OK」と名付けられた直径約130メートルの星で、地球から約7万200キロのところを通過した。これは地球から月までの距離の5分の1というから、近かった。

2013年にロシア南部に直径20メートルの小惑星が落下、衝撃波で数千棟の建物が被害を受け、1000人以上が負傷した。25日の小惑星がもし地球に衝突していたら、東京23区が壊滅するほどの衝撃があり、直径2.5キロ、深さ500メートルのクレーターができたはずだという。

前日まで発見できず肝冷やした学者たち

何よりも科学者たちを震撼させたのは、この小惑星を接近の前日まで発見できなかったことだった。日本スペースガード協会の浅見敦夫・副理事長によると、直径100メートル程度の小惑星はかなり接近しないと観測が困難だという。

司会の羽鳥慎一「科学環境部長だった元村さんは、このニュースを聞いて、怖いと思いましたか」

元村有希子(毎日新聞論説委員)「思いましたね。NASAは140メートルぐらい大きいものを監視しているので、130メートルぐらいのものは見えないという前提になっているということなんですよね」