いい女は写真撮影で“自然と端に立つ”? 横澤夏子が解説

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出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、謙虚さを感じさせるいいポジションの女性、「写真を撮る時に自然と端に立つ女」になりきり。

写真を撮る時の譲り合いは1.5ラリー以内におさめよう。

この仕事を始めてから、「写真を撮ってください」と言われた時に、自分から進んで真ん中のポジションに行くことが多くなりました。私と撮りたいと思ってくれているのがわかっているし、そのほうが早いから。でも、友だちと写真を撮る時にもそのクセが抜けず、頼まれてもいないのに自分から真ん中に行っちゃって、“やってしまった”と思うことがあったんです。当たり前のように、みんなの真ん中でポーズを決めると、リーダー感が出ること必至。そこはやっぱり、譲り合いが必要ですよね。“ロケや仕事でもないのに…”と後悔をして、それからは端っこに徹することにしました。そのほうが謙虚さや、おしとやかさが出るから感じがいい。たまに、真ん中に寝そべってピースをしている人とかもいるけど、それもまた目立ちすぎちゃうので控えたい。そもそも、端にいるほうが顔が小さく見えるし、自分が可愛く見える顔の角度もつけやすいので、前に出る必要もないですよね〜。あ、でも、その思惑がバレるとまた何か言われるかもしれないので、うまくやりたいところです…!

いい感じに端に行くためには、スタートダッシュが大事。女子たちによくある「どうぞどうぞ」という真ん中ポジションの譲り合いが始まったら、アウトです。だって、そのやり取りを2ラリー以上続けて時間を使うのは、いい女じゃないので、その時は率先して真ん中に行かざるを得ないからです。写真を撮ることになったら、カメラアシスタントさんのように、場を仕切ることに徹する。「ハイハイハイ! 撮るよー!」とリードをとり、みんなのポジションが固まったところで、そっと端に行くのがよさそうです。場をスムーズに動かしながら目的を達成できてこそ、いい女ですよね〜!

よこさわ・なつこ 芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。

※『anan』2019年7月31日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)