松本穂香と板尾創路が“家族”に
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 松本穂香が長編映画初主演を務める『おいしい家族』から、父親役の板尾創路が「父さん、母さんになろうと思う」と告白するシーンなどを収めた予告編が公開された。あわせて、若手注目バンド・yonigeが主題歌を担当することが発表された。

 『21世紀の女の子』などの新鋭・ふくだももこ監督がメガホンを取った本作。物語は、松本演じる主人公・橙花が母の三回忌に実家の離島に帰り、父・青治(板尾)が母の服を着て生活していることを知ったことから動き出す。

 予告編では、父親の青治から「父さん、母さんになろうと思う」という告白を受け、困惑する橙花の姿が描かれている。そんな橙花を気にせず、お調子者の居候・和生(浜野謙太)と結婚するつもりであると語る青治。青治を優しく受け入れる家族の和生、翠(笠松将)、ダリア(モトーラ世理奈)に対し、状況をのみこめない橙花だったが、次第に自分が考える常識から解き放たれ、自分らしく生きることの大切さに気付いていく。

 予告編の後半でも流れている主題歌「みたいなこと」を歌うyonigeは、au三太郎シリーズの「笑おう」篇のCMソングで注目を浴びた若手ロックバンドで、ボーカルの牛丸ありさは個性を受け入れ合う姿を描き出した本作を観て「あなたの勝手にして欲しい。あなたの好きなようにして欲しい」とコメントしている。(編集部・吉田唯)

映画『おいしい家族』は9月20日より公開