20日(2019年7月)ころから、静岡県浜松市の住宅街に20〜30匹の野生のニホンザルの群れが現れ、警察も出動する騒動となっている。映像を撮影した高校生の二橋颯さんは「大群でいるのは見たことがないです。野生で何をしてくるかわからないので怖かったです」と話す。別の住民も「初めて見た。サル山にいるみたいでした」という。

きのう23日、斎藤寿幸リポーターは取材中にサルの群れに遭遇した。「いた、いた。こっちにもいる。民家の2階がサルに占拠されています」

赤ちゃんを抱えた母ザルや子ザルなどもいて、住宅街を走り回る。電線をサーカスのようにつたって歩いたり、民家の屋根によじ登ったりとやりたい放題だ。斎藤が近づくと、鳴き声を上げて威嚇する。

この事態に警察官も出動し、「できるだけ網戸にしないで鍵をかけてください」と住民に注意を呼びかけていた。

ナスもトマトもカボチャもみんなやられた

サルの狙いは、畑や各家庭の庭になっている夏野菜だったようだ。「カボチャをとろうと思って来たら、5つあったのに何もなくなっていた」と高齢の女性は困り顔だ。家の裏には、かじりかけのカボチャとナスが転がっていた。

夏野菜の収穫を楽しみにしていたという親子は「トマトもたくさんなっていたけど、下に落ちています。ナスはもうすでにない。取られましたね」

庭のブドウが被害にあった女性は、「親ザルは、パンと手をたたいても逃げないんですよ。向かってくるような感じで危ないと思いますね」と話していた。

サルの大群が出現するのは激しい雨が降った翌日だ。サルの生態に詳しい東洋大学の室山泰之教授によると、サルは雨に濡れることを嫌うため、強い雨の時はエサをとりにいかない。雨が上がった後、エサがある場所を知っているサルがいると、みんなを先導して栄養価の高い野菜を狙いに来るのだという。

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「サルは濡れるのが嫌なんですね」

浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「ここにエサがあるとサルが覚えてしまったので、これから網を張るなど対策が必要ですね」

司会の羽鳥慎一「常態化すると心配です」