9回、代打でサヨナラ二塁打を放ち、ナインに祝福される巨人・重信(中央)=京セラドーム(C)Kyodo News

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○ 巨人 6 − 5 ヤクルト ●

<15回戦・京セラD大阪>

 巨人の重信慎之介が、サヨナラタイムリーを放った。

 5−5の9回無死一、二塁の場面で、巨人は代打に重信を送る。23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた谷繁元信氏が「ここはバントだと思いますけど、100%バントの場面で100%バントを決める難しい場面ですよ」が話したように、犠打でチャンスを広げるかと思われた。

 しかし、重信は初球をヒッティングしファウル。2球目以降もバントをするそぶりを見せず3ボール2ストライクから6球目のストレートをレフト頭上に抜ける安打で、二塁走者の増田大輝が生還。巨人はサヨナラ勝ちを収めた。

 谷繁氏は、重信の6球に「面白かったですよ」と話し、「全く僕の想像していた結果じゃないことが起きたんですよね。今日は僕の勝負勘が不調でした」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)