吉本興業・岡本社長

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お笑い芸人の宮迫博之、田村亮らによる闇営業が発覚してから1ケ月半。吉本興業岡本昭彦社長が、22日の都内で、記者会見を開いた。

一昨日の20日、宮迫と亮が当事者として謝罪会見を開いたものの、吉本興業を通さずに実施。企業側が同席しない形式について、亮が「(所属先とは)不信、不信感しかない」と内紛が発生したことを告白。双方に弁護士がつくほど関係がこじれ、お家騒動へと発展する経緯があった。

そして2日後、吉本興業が会見。地上波テレビ局やネット上で生中継もされた。

宮迫と亮が会見で明かした岡本社長との面談で「全員クビにする。俺には、お前ら全員クビにする力があるんだ」という“圧力発言”について、記者から「事実か?」と質問が集中した。

「えっと…『力がある』ということ、そう言うことは言わない。被害者の方への思いみたいなものが伝わってこなかったので…、何かその…、父親が息子に言うように『お前勘当や』みたいなつもり、『もうええ加減にせい』というような感じだったので…。『それやったたら、会見するんやったら全員クビや』って言ったんですけれども。それが僕としては、身内的な感覚…。相手の思いがそう言うことでは、伝わらなかった」と、連帯責任で"全員クビ"にすると言ったことは認めたが、身内的な感覚"と釈明した。

また、立場を利用した"力があるぞ"と言った点には「"力があるぞ"とか、そう言うことは多分…そう言う標準語とか、そんな言葉は使わないと思いますけれど」と返答。記者が「否定されるのか?」と確認すると「そうですね。あとは…ちょっと考えます」と話し、その部分は歯切れ悪く否定した。

▼ パワハラ発言。岡本昭彦社長は、身内的な感覚"と釈明した


そのパワハラ発言は6月24日、当該芸人(宮迫、亮、ガリットチュウ・福島善成、レイザーラモンHG)との面談で飛び出したこと。岡本社長が、同席していた社員、弁護士に「すべて(部屋の)外に出ろ」といい、岡本社長はそこで「おまえらテープを回していないやろな」と話し始めた場面、そのやり取りにも触れた。

「退出してもらって、僕1人と彼ら4人と向き合った時に、一つは冗談で『テープ録ってんちゃうの?』って言ったら、全く受け入れられず、全く笑われることもなく、もしお互いに不信感があるんだったら、それは良くないと思いながら、そう言う冗談と言いますか、和ませると言いますか」と場を和ませる発言だったと説明した。

▼ 藤原寛副社長


なお、その説明にあたって、藤原寛副社長も「その空気を変えるために、実は入ってきてくれた。そのときに言われた言葉です。本当にバッと扉を開けて入ってきて『お前らテープ録ってんちゃうやろな〜』みたいな…。まぁ、全然ウケなかったんですけど、そんな空気だったので。まぁ、そういうトーンで入っていっています」と補足した。

岡本社長は「僕1人と彼ら4人と向き合った時に…」と「テープ録ってんちゃうの?」と発したことを説明したが、藤原副社長は「本当にバッと扉を開けて入ってきて『お前らテープ録ってんちゃうやろな〜』みたいな」と回顧。藤原副社長が、どのポジションでその様子を見ていたのか、疑問も持たせていた。