悲劇のヒロインかよ…不倫相手と別れた女の「痛々しいLINE」3選

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夫がいる身でありながらも、不倫を終えたばかりの妻の中には、まるで“悲劇のヒロイン”気取りになる女性もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな昼顔妻のLINEを3つご紹介します。

文・並木まき

1:「ご飯が食べられない」

「1年ほど付き合っていた不倫相手から『いつまでも離婚しないのなら、俺も婚活を始めたいので別れたい』と言われ、フラれた既婚の女友だちがいます。

別れた直後は、毎日、鬱陶しいほどLINEが届きました。

『ツラくてご飯が食べられない。どんどん痩せてる』など、切実な内容も多かったのですが、そもそも彼女には夫がいるじゃないですか。

結婚しているクセに、なに言っているんだ……と冷ややかな気持ちになってしまいました」(35歳女性/PR)

失恋のせいで、食欲が落ちたり体調不良になったりする女性も少なくはありません。

しかし、その失恋が不倫だったとなると、同情されるどころか呆れられても無理はありません。

2:「彼には幸せになってもらいたくない」

「幼稚園の同じクラスのママ友が不倫をしていたのですが、最近になって不倫相手の男にフラれたみたいです。

それまでも、ちょこちょこ相談のLINEを受けており、こちらも彼女の悩みを聞いていました。そんな仲だったので、彼女がフラれた直後は大量のLINEが届きました。

私がギョッとしたのは『私をフるなんて信じられない。ぶっちゃけ、彼には幸せになってもらいたくない』という一文。

いやいや、夫がいながらそんな関係を持っているあなたが、それを言う資格はないでしょ……と呆れてしまいました」(30歳女性/美容)

自分がフラれたことを受け入れられずにいると、相手の男性に恨めしい思いを抱く女性も。不倫であっても、そんな心情になる昼顔妻がいるようです。

3:「他の女に盗られた…」

「2年近く不倫していた年上の男性からフラれた既婚の女友だちがいるのですが、しばらくの間、昼夜問わずに私にLINEしてきました。どうも、彼に他の女ができたらしく、それがどうしても許せない様子でした。

『あんな女に盗られるなんて』『他の女に盗られるくらいなら、早く結婚しちゃえばよかった』といった恨み節が届きましたが、正直、既婚者の立場でなにを言っているんだろう……と思っていました」(39歳女性/飲食)

夫がいる立場で「結婚すればよかった」と言われても、どうしようもありませんね。好きな人を誰かに盗られるのは、彼女にとっても辛い出来事だったのでしょう。

不倫の関係でも、相手にフラれると、悲劇のヒロインを気取ってしまう昼顔妻もいるようです。

みなさんの周りにも、今回ご紹介したような女性がいるかもしれませんね……。

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