日本台湾交流協会の大橋光夫会長(左)と記念品を交換する韓国瑜高雄市長=同市政府提供

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(高雄 23日 中央社)来年1月の総統選に最大野党・国民党の公認候補として出馬予定の韓国瑜高雄市長が今秋に日本を訪問する。高雄市内で22日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の大橋光夫会長と面会し、訪日を要請された。韓氏が同日、報道陣に対して明らかにした。

韓氏は今月15日に発表された国民党の総統選公認候補を決める予備選の世論調査結果で他の4人の候補者を大きくリードし、公認候補の座を射止めた。今月28日の党大会で正式に指名される予定。総統選を前に、韓氏の動向には注目が集まっている。

韓氏によれば、会談で大橋会長からは、高雄では約2000人の日本人が働いているとの説明があったという。韓氏は、日本人に困ったことがあれば市政府としてできる限り支援する考えを示し、日本人が安全に居住や仕事、旅行ができる環境を整え、日台関係促進に寄与すると述べた。

(王淑芬/編集:名切千絵)