リヴァプールOB、古巣にベイル獲得を提案「オリジとシャチリだけでは不十分」

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 元イングランド代表MFポール・インス氏は、レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルがリヴァプールに30年ぶりのリーグ優勝をもたらすキーマンになると考えているようだ。22日、イギリス紙『Liverpool Echo』が報じた。

 1997年夏から2年間リヴァプールでプレーしたインス氏は、現地ラジオ局の番組に出演。「私の個人的見解では、リヴァプールに(財政的な)余裕があれば、ベイルはリヴァプールに行くべきだと思う」と前置きをして、以下のようにその考えの根拠を語った。

「理由は夏の間もずっと戦っていた3トップにある。(セネガル代表のサディオ・)マネと(エジプト代表のモハメド・)サラーはアフリカ・ネーションズカップに、(ブラジル代表のロベルト・)フィルミーノはコパ・アメリカで戦っていた。だから、彼らが実際にシーズンが始まるまでにどれくらい休めるかが問題だ」

「ベイルはFWなら右でも左でも、そして中央でもプレーできる。(ベルギー代表FWディヴォック・)オリジと(スイス代表MFジェルダン・)シャチリがいることはわかっている。だが、彼らだけでは不十分ではないだろうか?」

「ベイルは大幅な週給カットを余儀なくされるだろう。しかし、それはお金に関する問題ではない。彼は欧州王者に行くべきだ。昨季逃したリーグタイトルを本気で狙うチームにね」

 今夏のレアル・マドリード退団が噂されるベイルは中国行きに近づいていると見られており、上海申花らがその移籍先として名前が挙げられている。