NPBの斉藤惇コミッショナー

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◆ オフィシャルパートナー等が発表

 WBSC世界ランキング上位12カ国のチームが対戦する4年に1度の国際野球大会『WBSC プレミア12』の第2回大会が今年の11月(2〜17日)に開催されることに先立ち、都内で記者会見が行われた。

 今大会は、東京2020五輪予選も兼ねており、オープニングラウドは「グアダラハラ(メキシコ)」「台中・桃園(台湾)」「ソウル(韓国)」で開催され、各グループの上位2チームが日本で行われるスーパーラウンドに進出する。

 大会の公式球は、五輪本大会でも使用する可能性が高いSSK社のボールが使われる。また、時間短縮を目的に今大会から投球間の時間を計測する「ピッチクロック」を導入することを受け、スイスの高級腕時計ブランド「HUBLOT(ヒューボルト)」がオフィシャルタイムキーパーとなることも発表。最優秀選手(MVP)には、同社から特製腕時計が贈られることも明かされた。

 なお、「ピッチクロック」の投球間隔は20秒以内で、投球以外でも投手交代や攻守交代の時間も90秒以内と定められた。主要な国際大会では初めての試みで、その他にも「ビデオ検証」が導入されることも発表されている。

 NPBの斉藤コミッショナーは「WBSC世界ランキング1位に位置付けられている侍ジャパンは第1回大会で3位に終わっており、雪辱を期す大事な大会。そして来年の東京五輪で悲願の金メダルを獲得するためにも、世界との力関係を図る大事な場」と今大会を位置づけつつ、「プレミア12を通じて、野球の面白さ、ダイナミックで迫力あるプレーを見せることで、野球の振興を進められたら」との思いも口にした

 さらに、「プレミア12」のチケットが8月1日から発売され、早期購入者(8月1〜31日)には、先着で様々な特典がつくことも発表された。

◆ オープニングラウンド組み分け

※11月2〜8日に開催

※カッコ内はWBSC世界ランク

▼ グループA/グアダラハラ(メキシコ)

・アメリカ(2位)

・メキシコ(6位)

・オランダ(8位)

・ドミニカ(12位)

▼ グループB/台中・桃園(台湾)

・日本(1位)

・チャイニーズ・タイペイ(4位)

・ベネズエラ(9位)

・プエルトリコ(11位)

▼ グループC/ソウル(韓国)

・韓国(3位)

・キューバ(5位)

・オーストラリア(7位)

・カナダ(10位)

◆ スーパーラウンド日程

▼ 11月11日(月)

B1/B2 vs. A1/A2(12:00/ZOZOマリン)

C1/C2 vs. B1/B2(19:00/ZOZOマリン)

A1/A2 vs. C1/C2(19:00/東京ドーム)

▼ 11月12日(火)

C1・C2 vs. A1・A2(12:00/東京ドーム)

B1・B2 vs. C1・C2(19:00/ZOZOマリン)

A1・A2 vs. B1・B2(19:00/東京ドーム)

▼ 11月13日(水)

C1・C2 vs. B1・B2(12:00/東京ドーム)

A1・A2 vs. B1・B2(19:00/東京ドーム)

▼ 11月14日(木)

予備日

▼ 11月15日(金)

A1・A2 vs. B1/B2(12:00/東京ドーム)

A1・A2 vs. C1/C2(19:00/東京ドーム)

▼ 11月16日(土)

A1/A2 vs. C1/C2(12:00/東京ドーム)

B1/B2 vs. C1/C2(19:00/東京ドーム)

▼ 11月17日(日)

3位決定戦(12:00/東京ドーム)

決勝戦(19:00/東京ドーム)