南シナ海でベトナム、フィリピン、中国などが領有権を主張する南沙諸島(スプラトリー諸島)の岩礁(2017年4月21日撮影、資料写真)。(c)TED ALJIBE / AFP

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【AFP=時事】米国務省は20日、中国が南シナ海(South China Sea)で強圧的な手段によって東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の天然資源採掘活動を妨害しているとの報告があったとし、懸念を表明するとともに、こうした中国の行動はいじめに等しいと非難した。

 米国務省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官は、中国は南シナ海の係争地域で不法に領有を宣言して開拓や軍事拠点化を進め、地域の平和と安全を脅かしていると述べ、特にベトナムの原油および天然ガス採掘・生産活動が妨害されていると指摘。

 さらに「先にマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官も言及したように、中国はASEAN加盟国が南シナ海で埋蔵エネルギー資源にアクセスすることを強圧的な手段で妨害し、ASEAN諸国のエネルギー開発を阻害している」と批判し、「中国はこうしたいじめ行為をやめ、挑発行為や不安定化を招く行為から手を引くべきだ」と要求した。南シナ海の埋蔵資源は2兆5000億ドル(約270兆円)規模を上回るという。

【翻訳編集】AFPBB News