香港の政府庁舎付近でデモ隊に催涙ガスを浴びせる警察(2019年7月2日撮影、資料写真)。(c)Anthony WALLACE / AFP

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【AFP=時事】台湾メディアが、香港立法会(議会)の占拠に関わったデモ参加者数十人が台湾に避難していると報じる中、台湾政府は19日、保護を求める香港の人を援助する方針を発表した。中国政府が激怒する可能性がある。

 台湾では折しも、中国との関係が大きな争点の一つとなる来年1月の総統選に向けて準備が進められている。中国側は、台湾を自国領土の一部とみなして統一を宣言している。

 台湾紙の蘋果日報(Apple Daily)が複数の情報筋の話として報じたところによると、1日の香港議会占拠に関わったことで訴追を恐れるデモ参加者30人以上が、保護を求めて台湾入りしたという。

 台湾の対中政策を担当する大陸委員会は19日、「人権保護と人道的懸念への配慮という原則の下」対応していく方針を発表。「政治的理由で身の安全と自由が危急にある香港市民に対しては、(われわれが)必要な援助を提供できる」と述べた。

 蔡英文(Tsai Ing-wen)総統もこれを支持。中央通信社(Central News Agency)は、同総統が「香港の友人らは、人道的見地から適切な対応を受ける」と述べたと伝えている。

【翻訳編集】AFPBB News