故障者/磐田=川又 浦和=エヴェルトン
出場停止/磐田=なし 浦和=宇賀神

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J1リーグ20節
ジュビロ磐田−浦和レッズ
7月20日(土)/19:00/エコパスタジアム
 
ジュビロ磐田
今季成績(19節終了時) 16位:勝点17 4勝5分10敗 13得点・23失点
 
【最新チーム事情】
●G大阪から今野が加入。服部強化部長は「得点の少なさと失点の多さを解消するために必要な選手」と期待。
●今野は登録上は今節からの出場が可能。
●前節・松本戦は1−0で7試合ぶりに勝利。鈴木新監督となって初勝利を飾った。
 

【担当記者の視点】
「連勝しなければ、松本に勝った意味はない」。鈴木監督も選手たちもそう口を揃える大事な一戦だ。7戦ぶりの勝利となった前節だが、「追加点を奪わなければいけなかったし、もっと勝利に貪欲にならなければ」と監督は気を引き締める。
 
 新体制となり、練習内容も変わった。鈴木監督は、基本的なトレーニングメニューも取り入れ、動き出しやパスのタイミングなど、細かい指示を出しながら攻撃の形の構築を図っている。浦和戦のポイントも「ゴールへ向かう姿勢」と語る。また、18日には、ゲームコントロール、攻守の切り替えの整備と強化の軸として補強した元日本代表の今野がG大阪から加入し練習に参加。コンディション次第だが、今節からの出場も可能で、どんな力をチームにもたらすかも注目される。
 
J1リーグ20節
ジュビロ磐田−浦和レッズ
7月20日(土)/19:00/エコパスタジアム
 
浦和レッズ
今季成績(19節終了時):10位 勝点24 7勝3分8敗 15得点・24失点
 
【最新チーム事情】
●柏木の復帰が濃厚に。
●関根はスーパーサブか、シャドー投入も。
●攻撃の厚みを出せるかが課題に。
 

【担当記者の視点】
 前節の横浜戦に続くアウェーゲーム。武藤や杉本が別メニュー調整をした日もあり、コンディションの厳しさがあるか。そのなかで、柏木は練習試合を経て「ひとつヤマを越えた感じ」と話し、状態は急上昇。復帰が濃厚だ。
 
 また、この試合から約2年ぶりの古巣復帰となった関根が起用可能。一度オフに入ったところから上げているだけに、90分のプレーにはやや不安があり、スーパーサブ起用が基本線か。以前の在籍時に比べトレーニングではゴールへの意識が格段に高く、シャドーへの投入もあり得る。エースの興梠は「かなり変わると思う。楽しみ」と、関根による攻撃のバリエーション増加に期待を寄せる。
 
 青木はチームの課題を「徐々に兆しはあるけど、もっと厚みのある攻撃が必要」と話す。縦に速く攻める場面と、落ち着かせて押し込む場面のメリハリをつけたい。それは、夏場の戦いを制するキーポイントにもなる。