赤ちゃんもトッピング(写真提供:スーパーマーケットカカム)

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「フカフカの食パンの上で寝てみたい!」

西武東戸塚店(横浜市)で開催中のパンフェスで、そんな夢がかなう。2019年7月19日〜21日の期間限定で、食パンを模した「食パンベッド」がフォトスポットとして展示されている。

表面はトーストか生パン、サラミやトマトのクッションも

200(縦)×140(横)×40(厚さ)センチの巨大食パン型ベッドを作ったのは、食品をテーマにした商品アイデアを発信するウェブメディア「スーパーマーケットカカム」。J-CASTトレンドの取材に答えた同サイト運営者のカカムマサナリさんによると、ベッドの両面は、一方がしっとりした肌触りの「生の食パン」、もう一方が少しざらざらした「トースト」を再現していて、好みの面で横になれる。食パンのフカフカした食感を再現したやわらかさで、上に乗るとパンの中に体が沈むような感覚になるという。

「食パンベッド」は2013年に発表されたが、実際に展示されるのは今回が初めてだ。

カカムさんの電話取材中、後ろから楽しそうな声が聞こえてきた。「今会場にいるんです」と明かしたカカムさんに来場者の反応を尋ねると、「子どもたちから人気です」と答えた。

子どもたちが入れ代わり立ち代わり食パンベッドに乗り、自分を食材に見立て、サラミやトマトの形のクッションや、レタスのようにペイントされた掛け布団を使って、食パンを自分好みに「トッピング」しているそうだ。

赤ちゃん連れの母親にも人気で、大きなベッドに赤ちゃんを乗せて写真を撮影しているという。赤ちゃんが何人もベッドの上で遊んだり、おばあさんもやってきたりと、たくさんの人が集まる公園のようになっている、とカカムさんは話した。