スパイクには強いこだわりを持つ昌子。小学生の頃から親に「革がいい!」とリクエストしていたという。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

「革がいい!」
 
 小学生の頃から、スパイクには強いこだわりがあったようだ。「贅沢ですよね。親に無理言って、革のスパイクをリクエストしたりして」と、昌子源は笑う。
 
 そんな昌子が長く愛用しているのが、ナイキの『ティエンポ』シリーズ。一番のお気に入りポイントは、もちろん「革の柔らかさ」だ。
 
『ティエンポ』シリーズの新作「レジェンド8」は、アッパー部はプレミアムなカンガルーレザーを使用し、他にはないタッチを提供する。インナー部は新技術「フライニット フィット トンネル」を取り入れ、足をしっかり支えて、中足部をサポートするようにぴったりとフィット。前足部では4方向に伸縮する「クワッドフィット メッシュ」を用いることで、新品の状態でも心地よく足を包み込み、外側のレザーが伸びすぎるのを防ぐ役割も。
 
 すでに「レジェンド8」を着用済みの昌子は、「『ティエンポ』は常に素晴らしいスパイクなので。いつも“履きやすさ”を提供してもらっています。感謝しかないです」と語る。
 
 さらなる進化を遂げた『ティエンポ レジェンド8』とともに、昌子もフットボーラーとしてまたひとつ大きくステップアップできるか。フランスで2年目を迎える2019−2020シーズンに向けては、「インパクトをどう残すか。そこがすごく大事」と意気込みを口にする。
 
「CBと言えば、セルヒオ・ラモス選手(レアル・マドリー)やチアゴ・シウバ選手(パリ・サンジェルマン)が凄いな、と。あと、マルキーニョ選手(パリ・サンジェルマン)は衝撃的だった。どんなボールにもアタックするし、撥ね返して、刈り取ってと、全部自分でやろうとする。どうせフランスでプレーするなら、“この域”を目指してもいいかもしれない」
 
 貪欲に、アグレッシブに、自らの成長を追い求める不屈の男、昌子源のこれからの注目だ。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)