金剛山での鄭元会長の追悼式(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国・現代グループは来月4日に鄭夢憲(チョン・モンホン)元グループ会長の死去から16年を迎えるが、今年は北朝鮮の名勝地、金剛山での追悼式開催を見送ることにした。金剛山観光事業を手掛ける現代峨山は19日、鄭氏の命日に合わせて金剛山で追悼式を開催しようと、南北の対話チャンネルの一つである南北共同連絡事務所を通じて北朝鮮側の意向を尋ねたところ、「今回の行事は内部の事情により、行うことが難しい」との返答があったと説明した。

 金剛山での追悼式の見送りは、2016年と17年に続き今年で3回目。同地で3年ぶりの開催となった昨年は、妻の玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)グループ会長らが出席した。