玄関先の荷物を盗難した犯人たち、その荷物が自閉症と脳腫瘍をわずらう少年のプレゼントだった事を知って返しに来る

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米ワシントン州で、2人の女性が、玄関前に置かれた荷物を盗んだものの、その荷物が自閉症と脳腫瘍をわずらった少年へのプレゼントだと知り、返しに来た事件があったと、『USA Today』が伝えている。

"ティミー"こと、ティモシー・ヴィック・ジュニア君は、近々脳腫瘍の手術を受ける予定のデラウェア州に住む5歳の男の子だ。両親は、そんなティミー君のために、プロレスのチャンピオンベルトのレプリカをカスタマイズを行うセルジオ・モレイラさんにWWEのチャンピオンベルトのレプリカを送ったのだが、モレイラさんの玄関先でその荷物が盗まれてしまったのだ。

しかし、この話が地元局で流れた後、男の子の境遇を知った犯人たちがモレイラさん宅に荷物を返しに来て、「泣いて」謝罪したという。モレイラさんによれば、犯人たちはホームレスで薬物依存に苦しんでいると打ち明けたそうだ。モレイラさんは、彼女らを告発しないとのことだが、ワシントン州ピアース郡保安局は、彼女らの身元を捜している。

ティミー君の父親が、『USA Today』に語った所によると、ティミー君は、モレイラさんがカスタマイズしたWWEのチャンピオンベルトのレプリカを抱えながら寝る事が多いとのことだ。

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Posted by Pierce County Sheriff's Department on Wednesday, June 26, 2019


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