公開中の映画『チャイルド・プレイ』より、大好きな親友アンディを思うあまり、チャッキーの愛情が歪み始める出来事を捉えた本編映像が解禁となった。

全米で公開されるとホラー界を代表するシリーズの精神を受け継ぎながらも、史上最恐の殺人人形“チャッキー”をAI搭載の高性能人形へと大胆に設定を変更するなど、クラシックホラーと現代のテクノロジーを融合させ、まさに現代版と呼ぶにふさわしい仕上がりに絶賛の声が寄せられている本作。映像では、バディ人形のチャッキーに心を許すようになった孤独な少年アンディが、チャッキーと一緒にボードゲームで遊んで友情を育む様子が捉えられている。

過去のシリーズ作でお馴染みのチャッキーと、今回新たに産み落とされた最新型チャッキーとの大きな違いは、本映像で見られるようにアンディとおしゃべりしたり、遊んだりすることで心を通わせて本当の親友のような関係を築いていることだが、ラース・クレヴバーグ監督は「観客が感情的につながることが出来る、とても表情豊かな人形が必要だったんだ。観客は世界を初めて見ることになる彼が、どう自分自身を表現するかを目にすることが出来る。彼の考え、彼の気持ちをね。だから、僕にとっては、そういった感情的な表現を演じられるようにチャッキーをデザインすることがとても重要だったんだよ」と設定の意図を言明。

さらに、親友のアンディに対するチャッキーの強い愛情が次第に歪み始め、恐ろしい事態を引き起こしていく物語については「チャッキーが邪悪なのは、人間と関わり合い、人間の言動を学んでいるからだ。自身が良いと思うことをしたいにもかかわらず、衝動や限られた世界観に基づいた言動を取ってしまうんだよ。その内容が非常に現実的で、リアルなんだ。チャッキーが変わっていく様子もすばらしく、また、恐ろしい。この脚本はギリシャ悲劇のようだといつも思うよ」と、純粋無垢で善悪の区別なく物事を学習してしまうチャッキーの言動は、皮肉にも人間の言動に起因するものだと語っており、まさしくアンディの発した一言一言にチャッキーが素直に影響されていく様子が垣間見られる場面だ。

映画『チャイルド・プレイ』は全国公開中

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