帽子も自宅で洗える?型崩れしない洗い方を公開
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しかし、型崩れや色落ちが心配。自分で洗うのは、ためらってしまいますよね。今回は、そんな悩みを解消するため「帽子の洗い方」に注目しました。お気に入りの帽子を長く愛用するために!ぜひ参考にしてくださいね。
■帽子の洗い方、マークをチェック!
まずは帽子を洗う前に、4つのポイントをチェック!ご自身の帽子は、どの洗い方が最適か。むしろ洗えるのか?などなど、まずは確かめることが重要です。
・帽子は手洗い?クリーニング?
最初に必ず確認するのが「洗濯表示タグ」です。水の入った桶のマークをチェックしましょう。「×印」がついていたら、自宅洗いは不可能です。例えば、デザイン性の高いハットやハンチング、麦わら帽子など洗濯できない種類も多くあります。その際はクリーニング店に相談しましょう。
・洗っても大丈夫な帽子は?
水の入った桶のマークに、「手」が入っている場合は手洗い可能です。この後、ご紹介する洗い方を参考に手洗いしましょう。※つばのシールが特徴的な『NEW ERA(ニューエラ)』のキャップは、シールは剥がして洗い、乾かしてから再度貼る方法がよいでしょう。
・帽子洗いは洗濯機を使っていいの?
水の入った桶のマークのみの場合は、洗濯機洗いが可能。その際は型崩れ防止のため洗濯ネットに入れて、おうちクリーニングコース(メーカーによってはソフトコース、おしゃれ着コースなど名称は異なります)で洗いましょう。
・帽子を洗う頻度は?
あまり洗うと型崩れや色落ちの原因となるので控えましょう。汚れや臭いニオイが気になる場合は、除菌スプレーや消臭スプレーでの対応をおすすめします。
■形が崩れない正しい洗い方
ではここで、手洗いの道具や手順をご紹介します。それぞれ手順のポイントを押さえて、優しく丁寧に洗いましょう!
・帽子の手洗いに用意するもの
出典:筆者撮影
・洗剤…軽く洗う場合は、シャンプー剤やおしゃれ着用の中性洗剤の使用をおすすめします。汚れが気になる場合は、洗濯用洗剤がよいでしょう。・洗面器…帽子のサイズに適したものが無い場合は、洗面台で水をためて洗う方法でもOK・手袋…洗剤類による手荒れ防止のため・大きめのタオル…帽子の水分をふき取るため、帽子が収まるサイズ感・牛乳パックや新聞紙…乾かす際に、型崩れを防止するアイテム
・洗い方から乾燥までの手順
1. 準備
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30度くらいのぬるま湯に洗剤をいれて、洗濯液を作ります。洗剤は、ほんの少しでOKです。
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軽く泡立てて、細やかな泡の洗浄液を作ります。
2.洗う
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洗浄液に帽子を入れます。折りたたみ可能な帽子は全体が液に浸かるように、そうでない場合は型崩れに注意してまんべんなく液に浸し、優しく押し洗いします。
3.すすぐ
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洗い終えたら、洗浄液を捨てて押し洗いをします。2〜3回ほど繰り返して、帽子にしみ込んだ洗浄液を出してきます。
4.ふき取る
大きめのタオルで包み、水分をふき取ります。タオルを詰めて内側もふき取りましょう。
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キャップのつばの部分は丁寧に◎カーブが崩れないよう注意しましょう。
5.乾かす
出典:筆者撮影
帽子は乾かすときに、工夫が必要です。今回は型崩れを防止しながら、早く水分が吸収できるよう新聞紙を丸めたものを帽子の中に入れ、牛乳パックにかぶせました。
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帽子を乾かす際は、日陰の風通しが良い場所がベストです。キャップを乾かすときに、つばを洗濯ばさみで挟むと、跡がつくので避けましょう。
・皮脂や汗染みなど、ひどい汚れの場合は?
出典:筆者撮影
スポーツやアウトドアに使用したキャップなどは、おでこにふれている部分に汚れや汗染みが溜まりやすいです。すき間には、歯ブラシを使用すると良いでしょう。それでも落ちない場合は、重曹やオキシクリーンの使用をおすすめします。
・日頃のお手入れ、正しい保管方法
帽子は日頃から、風通しのよい日陰での保管をおすすめします。湿気はカビや型崩れの原因に、紫外線や蛍光灯が長時間あたる場所は色落ちの原因となるので、保管に適した場所を確保しましょう。帽子の水洗いの頻度が多いと、帽子が傷つくことも。日頃から使用後に表面の汚れをガムテープで取り除いたり、すき間のホコリをブラシで掻き出したり…細やかなケアが帽子を長持ちさせるポイントです。
■帽子はデリケート。でも愛情をこめてケアすれば、長く愛用できる
帽子を洗って清潔になるとうれしいものの…帽子の型崩れや色落ちの原因になると聞くと、なんだか複雑ですよね。今回ご紹介した方法で、日頃から汚れをためないよう愛情込めてケアしましょう!もし、手洗いが必要ならば優しくソフトに洗いましょう◎お気に入りの帽子が清潔に、長く愛用できたらうれしいですね。