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大ヒット映画『君の名は。』の新海誠監督が19日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月〜金8:00〜10:25)に生出演。アニメ制作会社「京都アニメーション」の京都市伏見区にあるスタジオで18日に起きた放火事件について言及した。

新海監督は、この日公開の最新作『天気の子』のPRで出演したが、その冒頭でこの事件について司会の加藤浩次から振られ、「あまりに巨大な理不尽だなと思います」と語り出した。

そして、「何かを代表してしゃべれる立場にはありませんが」とした上で、「ただお客さんに喜んでほしくて楽しんでほしくて、1枚でもよい絵を少しでも美しい絵を描きたいと技を磨いてきた方々だと思う。僕たちも含めて全員そうですし、あまりに理不尽だなと」と沈痛な表情でコメント。

続けて、「できることがあるとしたら、表現することにリスクがあるのだとしたら、それでもひるまずにエンターテインメントを作って、差し出して見ていただいて、笑顔になっていただいて、あるいはお叱りを受けることことがあったとしてもまた作品で返して、それを繰り返していくしかないなと。ひるまずに作り続けるしかないなと思いました」と語った。