事中に集中力が切れてしまったり、煮詰まってしまうことは誰でもあると思います。そんな時は気持ちを切り替えてリフレッシュをすると効果的ですが、堅実女子の皆さんはどんな風に仕事中リフレッシュしていますか?

仕事中のリフレッシュは、ストレッチより飲み食いしたい?

「株式会社JR東日本ウォータービジネス」がビジネスパーソンの男女を対象に実施したアンケート調査によると、1日のうちでリフレッシュをしたいと感じる回数でもっとも多いのは「3回」(49.1%)。全体の平均回数は3.14回で、8時間勤務で計算すると2時間に1回以上はリフレッシュをしたいと感じるようです。

ではリフレッシュするために、どんなことをしたいと感じるのでしょうか。その具体的な方法について調査した結果は次の通りとなりました。

ほかにはストレッチや周りの人と話をする、歩く、散歩など。ネットサーフィンやSNSは少数派でした。

上位2つは「すっきりしたものを飲む/食べる」(89.1%)、「甘いものを飲む/食べる」(66.4%)に。つまり何かを飲んだり食べたりすることでリフレッシュできると感じている人がとても多いのです。

でもいくら仕事中のリフレッシュ目的とはいえ、休憩時間以外の職場で大っぴらに飲んだり食べたりしていいかどうかは、微妙なところ。さらにデスクワーク中と会議中でも周りに与える印象が大きく違うことも考えられます。では一体、どんな食べ物や飲み物だったら仕事中のリフレッシュとしてアリなのでしょうか?

コーヒーはOKでも、ジュースや牛乳はダメ?

コーヒーはアリだけど、ジュースはナシ?仕事中のアリナシ境界線

仕事中のリフレッシュ方法として食べたり飲んだりするもので、アリとナシのもの。同調査によるアンケート結果は次の通りとなりました。

水、お茶は問題なしという感じですね。

ほとんどの人が「飲食OK」と回答したのは「水」(99.1%)と「お茶」(96.4%)。そして「フレーバーのついた水」(93.6%)も、9割以上が問題ないと感じているようです。続いて「コーヒー/紅茶」(81.3%)、「炭酸水」(62.7%)と飲料系が続きますが、その次に多かったのは「ミントタブレット」(54.5%)。全体として半数以上がOKと感じているのは、ここが境界線となっています。

一方半数に届かなかったのは「ジュース」(47.3%)。コーヒーや紅茶、炭酸水はOKでもジュースはダメと感じている人が思いのほか多いことが分かりました。さらに飲み物系では「エナジードリンク」をはじめ「牛乳」「プロテイン」といった栄養補助飲料も印象は良くないことが判明。そして食べ物ではミントタブレットは半数以上OKなのに、「ガム」「あめ」がOKの人は2〜3割。全体的に甘いもの系は食べ物飲み物に限らず、厳しい結果となっています。

とはいえどんなものを食べて飲めばリフレッシュになるかは、個人の嗜好も大きいはず。例えばチョコレートでリフレッシュできる人は、ミントタブレット型のチョコレートなら周囲の印象が良くなるのでしょうか。ほかにもコーヒーのようなデザインのエナジードリンクなど、周囲に不快感を与えないビジネス仕様のパッケージで売り出せば、ニーズは少なからずあるかもしれません。

【調査概要】
調査名:フレーバーウォーターに関する調査
調査期間:2019年5月27日(月)〜2019年6月4日(火)
調査対象:一都三県在住の20〜50代男女ビジネスパーソン(経営者・会社役員、会社員、公務員、派遣・契約社員)110名