選手村の食堂(大会組織委員会提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)

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【光州聯合ニュース】韓国南西部・光州で開催されている水泳の世界選手権の選手村では、おいしくて安全な料理が選手らの好評を得ている。

 大会組織委員会によると、選手村の食堂(1020席)は午前5時から翌日の午前1時までの1日20時間営業で、1日平均9000食が消費されている。大会期間中に計約15万食が提供される計算だ。

 洋食50〜60種類、韓国料理20〜30種類、イスラム教の戒律に沿って調理されたハラルフード約10種類、中華料理5〜6種類など、毎食100種類以上のメニューが用意されている。

 一番人気のメニューはトッカルビ(韓国風ハンバーグ)とプルコギ(韓国風焼き肉)。当初、大会期間中の牛肉消費量を30トンと予想していたが、トッカルビとプルコギの人気で15トンの追加注文が必要になったという。

 ロシアの選手団長は「選手村の食堂の料理は全部おいしいが、特に肉料理がおいしい。選手団はみな食堂と料理に満足している」と話した。

 選手らは牛肉、鶏肉、豚肉などの肉料理を好み、大会期間中の肉類の消費量は165トンに達する見通しだ。

 果物の消費も多く、大会が終わり選手が選手村を離れる29日までの果物消費量は37トンを超えるとみられている。

 選手村の食堂では選手が良い記録を出せるよう、衛生を徹底し、安全な料理の提供に努めている。食堂の総括調理長は「選手に最高の実力を発揮してもらうため、味と栄養、安全に気を配った最上のサービスを提供する」と話している。