しっかり者の女性がモテる理由

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恋愛では、愛嬌と要領のいいちゃっかり者女子のほうが得をします。しっかり者は空気を読んだり、フォローにまわったり、正直、割に合わないことも多ですよね。

しかし、「しっかり者」の女性は昨今、男性から人気です。それは共に支え合い、助け合うビジョンが見えるから。真剣に付き合うならしっかり者の女性を選びたい男性が多いのです。

今回はそんなしっかり者の女性の特徴やなり方、男性と付き合うときの注意点をお話しします。

■男性はしっかり者の女子をどう思う?

男性がしっかり者の女性に好感を抱のはズバリ、信頼できるから。信頼できる相手には気を許せるし、関係も築きやすい。

恋愛をひと通り楽しみ、真剣に相手選びを考えはじめたとき、外せないポイントが「しっかり者」に集約されているのです。

◇しっかり者とは

しっかり者とは堅実で、ちょっとやそっとのことでは揺るがない、安定している人のことです。

類義語は、よくできた人物、抜かりのない人物などで、お金の管理がきちんとできる倹約な人を指すこともあります。

対義語はうっかり者です。うっかり者とは、ぼんやりしたまぬけな人を指すときに使います。

ちなみにまったく反対の要素ですが、女性はうっかり者の側面も使えるとベスト。男性が絡みやすくつっこみやすい隙があると、恋のチャンスは広がります。

◇しっかり者女性はモテる!

本当にしっかり者女性はモテるのか、一般未婚男性にアンケート調査してみました。

Q.しっかり者の女性は好きですか? 自分の気持ちに近いほうをお選びください。

・好き(72.0%)
・好きじゃない(28.0%)
※有効回答者数125件

アンケートでは7割以上の男性が「好き」を選択。やはり、多くの男性が女性にしっかりした部分を求めているようです。

モテの鉄板、天然、抜けてる女性もしっかりした部分があると「意外としっかり者」と認識され、好感度はさらに上がります。

年を重ねてくると、どうしても天然キャラだけで通すのはきつくなってくるものです。

■しっかり者な女性の特徴

男性から支持されるしっかり者。できたら、男性から「しっかりしてる」と思われたいものです。

そこで、どんな女性がしっかり者に見えるのか、引き続き一般男性にアンケート調査。

しっかり者女性の特徴として以下のようなものが挙がりましたよ。

◇金銭感覚がちゃんとしている

・「将来のことを考えられる、お金の計算ができる、衝動買いしないとか」(38歳/その他/事務系専門職)

・「金銭感覚や倫理観がまともな人」(33歳/マスコミ・広告/販売職・サービス系)

◇白黒はっきりしている

・「いいものはいいと、悪いものは悪いとハッキリしてる人」(33歳/その他/販売職・サービス系)

・「自分の身を自分で守れる、白黒はっきりさせる性格の女性」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

◇聡明で行動ができる人

・「どんなときも悪く言ったりせず、打開策を一緒に考えてくれたり、共に行動して力を貸してくれたり支えてくれる」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

・「ただ信念を持っているだけでなくそれをちゃんと行動で証明出来る人」(35歳/その他/事務系専門職)

◇自分を持っている女性

・「自分というものを持っていて、芯が通っている人」(33歳/その他/販売職・サービス系)

・「自分の考えをしっかり持っている」(36歳/その他/事務系専門職)

◇自立していて責任感のある女性

・「自分のことを人に任せない人」(35歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「自分が大人であることを自覚して、行動や言動にも責任を持っている」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

◇周囲が見えていて気が利く人

・「相手に媚びを売るのではなく、自分がちゃんとありつつ、まわりを冷静に見れている女性」(36歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)

・「気配りができる人」(39歳/学校・教育関連/営業職)

アンケートからは、社会的に信用のある成熟した大人像が見えてきます。

男性は、人に流されず自分の意見がある、金銭感覚がまともな女性をしっかり者と思うようです。

そんなバランス感覚のいい女性に好感を抱く男性が多いのですね。

■しっかり者女性がモテる理由

人を好きになるときは、見た目も大事です。ただ、真剣に恋人や結婚相手を探すときには中身も見極めたいと思うことが多いのではないでしょうか。

その点しっかり者の女性には、男性が惹かれる多くの要素があるんです。

◇金銭感覚の差に悩まなくていい

初デートはファミレスやラーメン屋に連れて行き、金銭感覚を探ろうとする男性が出没するほど、現代に生きる男性の懐事情はシビアです。

おしゃれに日常をインスタ映えさせるキラキラ女子は、見る分には素敵だしかわいいですよね。

でも、そのキラキラした生活を基準にしたとき、自分との将来を考えられるかといえば話は別です。

それよりも、お弁当や水筒を持参して節約しているような、貯金をしているしっかりした女性の金銭感覚に好感を持ちます。

◇友人や家族にも紹介しやすい

しっかり者の女性といると、男性は安心できます。

友人や家族と話しても言葉づかいがきちんとしているとヒヤヒヤしないし、出かけても最低限の礼儀作法をわきまえているので気持ちよく過ごせます。

それだけでなく、しっかり者の女性は接する人にも男性が気づかない細やかな気づかいができます。

一緒にいると自分の株も上がり、男性の満足度はさらにアップするのです。

◇ちょっと抜けたところはギャップ萌え

しっかり者は、まわりに頼られがちですが、一緒にいると自分と比べてしまって息苦しくなってしまうことも。

でも、苦手なところがひとつあると、とたんに親しみやすくなります。

しっかり者な女性がたまにドジをする、天然な発言をすると、そのギャップに好感度が一気に上がるのです。

◇結婚も考えられる

大好きでも、将来のことを考えたときに不安を感じる相手との結婚に、男性は積極的になれません。

結婚すると、家、車、子ども、老後、保険など、今までスルーしてきた案件と向き合うことが増えるからです。

正直、これらをめんどくさいと思っている男性も多いんです。でも、ちゃんとしたい気持ちもあります。

だから、不安の多い将来のことを考えると、信頼できるしっかり者の女性をパートナーに選びたくなるのです

■しっかり者になりたい! なる方法とは

しっかり者になりたい場合、一朝一夕ではかないません。ちょっとした行動の積み重ねが信頼につながり、相手にしっかり者という印象を与えるからです。

ここでは、しっかり者に見えるためのポイントをまとめました。

◇ムダづかいを見直す

男性は、女性のお金の使い方を見ています。

食事、オフの過ごし方、持ち物で「お金がかかりそう」かを判断するのです。

まずは自分の管理するお金の流れを把握し、ムダづかいを減らしましょう。貯金もコツコツできるとベストです。

◇年相応の身だしなみを心がける

人はよく、自分の最盛期にひっぱられがちです。

LINEのアイコンやSNSのトップ画像は昔の盛れた写真にしてしまうし、FBで過去の投稿が出たらついシェアしていいときの自分アピールをしてしまう。

しかし、時は確実に過ぎていきます。

しっかりした女性と思われるためには、自分に合った、年相応の服装や、体型の維持も必要。

自分を客観的に見ることができ、自己管理もできる女性を男性はしっかりしていると思うのです。

◇ドタキャンや遅刻をやめて余裕ある行動をする

合コンなんかでは、遅刻したほうが目立ちますよね。そんな感じで男性はちょっと待たせても大丈夫! とドタキャンや遅刻が普通になっていませんか?

ドタキャンを平気でしたり、遅刻が普通になったりすると「おろそかにされている」と相手に思わせてしまいます。

時間や約束は守り、万が一遅れる場合も理由と時間をきちんと伝え、相手への敬意を忘れないようにしましょう。

◇お酒やまわりに流されない行動をする

流されるのは自分で考えないでいいから、とにかく楽。そんな女性は、男性からすると口説きやすいですよね。

しかし、彼女にするとなると話は別。

男性は、本気で口説いてくるくせに、こっちが流されるととたんに下に見てきます。それは、自分を大事にしない、自分がない女性だと思うからです。

そんな女性は、付き合っても機会があれば流されてしまうのではないかと男性を不安にさせます。

お酒は自分を保てる程度にし、まわりに流されない言動を心がけましょう。

◇礼儀作法を勉強したり資格を取ったりしてみる

しっかり者になるには、形から入るのもあり。

たとえば、礼儀作法をお茶や、お花、着付けなどの習い事から学んでみるのもいいでしょう。

習っている事実だけで女性らしい印象を与えますし、続けていけば姿勢もよくなり、教養も深まるかもしれません。

また、保育士、看護士などの国家資格や医療事務、簿記など仕事に活かせる資格 などを持っていると男性にしっかりしていると思われやすいです。

「結婚したら、共働きでがんばっていけるかも」なんて思わせることも可能です。

■気をつけることは「お母さんキャラ」になること

最高のパートナーになりえるしっかり者の女性。そんな女性でも気をつけるべきことがあります。

それはお母さんのようになんでもかんでもしてあげないことです。

相手が甘えてくれるのはうれしいですが、すぐ許したり、先まわりして助けたりなどしていると、だんだんと相手に自主性がなくなります。

楽な関係が当たり前になると、尊重し合えなくなるのです。

男性をダメにしないのも、しっかり者女性の手腕です。

男性ができることは尊重し、あくまでサポートに回って、いい関係を築けるようになってくださいね。

(さかもとみき)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年6月6日〜6月10日
調査人数:395人(22〜39歳の働く未婚男性)