17日(水)の関東は気温が急上昇。いったん雨がやんでも午後は局地的に非常に激しい雨。今週末にかけても梅雨空が続きそうです。待ち遠しい梅雨明けはいつ?

連休明けは梅雨空に梅雨寒

三連休明けの16日(火)、関東地方は梅雨空が続き、南部を中心に雨脚が強まりました。曇りや雨で日中も気温の上がり方は鈍く、最高気温は25度に届かなかった所も。都心は22度1分、横浜は21度9分、千葉は22度4分までしか上がらず、北東の風がヒンヤリしました。(最高気温は午後5時までの値)

水曜 晴れ間出て暑くなる

17日(水)は未明から明け方にかけて、まとまった雨雲が関東地方を通過します。雨脚の強まる所もあるでしょう。朝には雨のやむ所が多く、日中は雲の切れ間から日差しが届きそうです。北東の風は次第に南よりの風に変わります。各地とも気温がグンと上がり、最高気温は16日(火)より5度以上高くなるでしょう。内陸部では30度近くまで上がり、湿度も高く、7月らしい蒸し暑さになりそうです。気温の変化が大きくなりますので、屋外で過ごす方や運動する方は、こまめに水分を摂るなどして熱中症を予防しましょう。

急な激しい雨にも注意

気温が上がる昼頃からは大気の状態が不安定になります。山沿いを中心に雨雲や雷雲がわくでしょう。所々で激しい雨や雷雨となり、群馬県では夕方に非常に激しい雨が降る恐れがあります。非常に激しい雨とは、滝のようにゴーゴーと降り続く雨で、道路はあっという間に冠水するほどです。南部の平野部でも局地的に強い雨が降る可能性がありますので、念のため雨具をお持ちになるとよいでしょう。

梅雨空うんざり 梅雨明けいつ?

去年は6月中に梅雨明けしていた関東甲信地方。今年は例年以上に梅雨が長く感じられます。特に7月は日差しが少なく、気温の低い状態が続いており、梅雨明けを待ち望んでいる方も多いことでしょう。梅雨前線は18日(木)から20日(土)にかけて本州付近に延びるため、関東は週末にかけても梅雨空が続きそうです。来週は太平洋高気圧が西日本を中心に張り出す予想ですが、関東は上空の気圧の谷や寒気の影響を受けると見られ、すっきりとした夏空は期待できそうにありません。梅雨明けしたとしても、急に雨が降ることが考えられ、来週も雨具の必要な日が多いでしょう。