米プロバスケットボール(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズから放出されることになったJ・R・スミス(2018年5月15日撮影、資料写真)。(c) Maddie Meyer/Getty Images/AFP

写真拡大

【AFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は15日、サラリーキャップに余裕をつくるため、来季の契約金が1560万ドル(約16億8400万円)に上るベテラン選手のJ・R・スミス(J.R. Smith)をウェーバー公示した。

 スミスのトレードに失敗したキャバリアーズは、来季の契約が確定する前に同選手を放出して関係に終止符を打つ方針を決めた。

 昨季の出場はわずか11試合にとどまっていた33歳のスミスは、特に昨年11月にキャバリアーズの成績が2勝13敗に低迷して不満を表明するなど、退団に向けてチームと意見が一致していた。

 スミスは4シーズン以上を過ごしたキャバリアーズで、1試合平均10.3得点の通算成績を記録。2016年のNBAファイナルではシリーズ第7戦の第3クオーターに重要な役割を果たし、チームがゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)との激戦を制してタイトルを獲得するのに貢献した。

 しかし2018年のファイナル第1戦では、第4クオーター終了間際の同点の場面でキャバリアーズがリードしていると勘違いし、オフェンスリバウンドを取った後にドリブルしたまま時間を消費する痛恨のミスを犯したことでも、この先ずっと記憶されるとみられる。

 結局この試合は延長戦の末にキャバリアーズが敗れ、その後ウォリアーズが4連勝でシリーズをスイープした。

 スミスはトレードでの移籍はなくなったものの、行き先が決まらないまま公示期間が終了すればフリーエージェント(FA)になる見通しで、先日には15シーズンにわたるキャリアを終えるつもりはないとして、「現時点で引退の可能性はない」と語っていた。

【翻訳編集】AFPBB News