7月17日(水)の全国天気と気温

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16日は、前線に近い東海や関東甲信を中心に朝から雨が降っています。いったん止んでも、北東からの湿った空気の影響なども加わり、1日雨の降りやすい天気となるでしょう。また、九州南部には午前11時現在、活発な雨雲がかかっており、昼過ぎにかけて雷を伴い激しく降るおそれがあります。

16日から17日にかけて、この時季としては強めの寒気が上空に入り、日中の気温上昇や前線近傍の湿った空気の流入も加わって、午後を中心に大気の状態が不安定となる見込みです。16日は西・東日本を中心に、17日は東北でも雷の発生する確率が高くなっており、天気の急変に注意が必要です。山沿いを中心に落雷や激しい雨、突風にもお気をつけください。

一方、フィリピンの東にある熱帯低気圧は今後台風となり、17日には沖縄の南海上に近づく見込みです。その影響で太平洋高気圧の勢力は強められ、17日の関東は28℃前後まで上がる予想となっています。梅雨寒は解消されますが、台風の今後の動向に注意が必要です。

(気象予報士・佐藤 温子)