STU48が海の日の7月15日、初めて東京(晴海ふ頭)に寄港した船上劇場「STU48号」で初の東京公演をおこなった。

 この夜におこなわれた東京公演。STUのキャプテン岡田奈々が開演前のアナウンス。そして汽笛が鳴り響き、開演。オリジナルダンスナンバー「GO!GO! little SEABIRDS!!」で幕開け。その後は「フライングゲット」や「ベビーローテーション」といったAKB48の代表曲を歌った。

 瀧野由美子のサックスをきっかけに始まった「島唄」や、甲斐心愛のウクレレ演奏からの「亜麻色の髪の乙女」などをカバー。中盤はセカンドシングル「風を待つ」などを届け、瀬戸内の風を呼び込んだ。

(C)STU

 瀧野は「ここの住所は東京ですけど、船の中は瀬戸内だという気持ちで頑張りました」と語れば、岡田は声を震わせながら「このステージに立つたびにいつも涙が出そうになるのは、こうした等身大の姿で一生懸命に頑張るメンバーがいてくれるからだと思っています」と感慨に触れた。

 最後は瀧野の「STU48」コールをきっかけに「夢力」。決意表明というように、力強く歌い本編は終了した。

 なお、晴海ふ頭に停泊したSTU48号はこの日、国土交通省が主催する「2019年 海の日行事〜海と日本プロジェクト in 晴海〜」に参加、一般公開もおこなった。

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