提供:週刊実話

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 テレビ東京の編成関係者が困り果てている。大枚をはたいて2007〜2017年まで放送された人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の太川陽介(60)と蛭子能収(71)のコンビを復活させたにも関わらず、視聴率が全く振るわないのだ。
「看板に偽りありとは、まさにこのこと。すでに打ち切りに向けて、編成は作業中です」(テレビ関係者)

 太川&蛭子のデコボココンビがお茶の間に帰ってきたのは今年5月。『東北横断! ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に名を変えスタートしたのだ。
「前身の『ローカル路線バス〜』の番組視聴率は常に10%以上をキープ。さらに人気絶頂時は、視聴率15%超えを記録するという、テレ東きっての人気コンテンツでした。だから、今回も10%は確実と見ていたんです」(テレ東編成マン)

 ところが、実際の視聴率は大惨敗だったのだ…。
「もちろん、テレ東関係者は2桁の視聴率を信じていました。しかし、実際の視聴率は5.2%。局内は水を打ったように、シーンとしていました。何たって2人を担ぎ出すのに、相当な額を投資しているんですからね」(テレビ事情通)

 その内訳だが…。
「太川が1本100万円〜。蛭子は120万円〜。本来なら、この3分の1がテレ東の基準です。正直、ヤバいですよ」(編成関係者)

 その後も、太川&蛭子コンビで2回放送されたが、視聴率は惨憺たる結果に終わったのだ。
「6月6日と13日の2回に分けて放送された『高尾山からめざせ諏訪湖』の視聴率ですが、6日が3.8%。13日が2.9%。この数字なら、再放送を流していた方が、よっぽどましです」(芸能プロ関係者)

 さすがのテレ東も、太川&蛭子コンビの賞味期限切れが、今になって気が付いたというわけなのだ。
「放送すれば、大赤字。すでに2人には終了を宣告したが、嫌だと言って聞く耳を持とうとしない。ギャラがいいですからね」(同)

 テレ東編成マンの眠れない日々は、当分続きそうだ。