月曜午後よりバイヤー・レヴァークーゼンは総勢70名により、ツェル・アム・ゼーでのサマーキャンプをスタートさせた。今回は22名のトップチームの選手に加えて、Aユースの選手が5名参加。キャンプ期間中では、ワトフォードやエイバルとのテストマッチが予定されている。なお代表参加の影響によりター、アランギス、ベイリーらは、キャンプ後に合流する運びとなった。

 なお母国オーストリアでのキャンプとなるユリアン・バウムガルトリンガーについては、昨季後半戦に行われたシャルケ戦で負った左足の負傷が、さらに炎症を抱えたことで、本来は今回はキャンプで完全復活をする予定ではあったものの、今はランニングなど別メニューで回復をはかっているところだ。宿舎にて同選手は「キャンプ中にチーム練習へ参加できることを願っている」とコメント。前述のテストマッチでの参加については「ちょっと、現実的ではないだろうね」と語った。


 ペーター・ボシュ監督は「共に話し合いを行い、日々改善が見られているということは聞いている」と明かし、「負傷に関しては非常にうまく回復している。この点について不安を抱く必要はない」とした上で、「数週間に渡って足に負荷をかけられない状況にあった。つまりかなり筋力面での落ち込みが見られる。まずは立て直していくということ。それをこれから行なっていくんだ」と説明した。「特にぶり返しなどなければ、来週にも部分的ながらチーム練習に参加できるかもしれないよ」