今季30号の本塁打を放ったマイク・トラウト

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○ エンゼルス 9 − 2 マリナーズ ●

<現地時間7月13日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手は現地時間13日(日本時間14日)、本拠地でのマリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。四球は1つ選ぶも2三振を喫するなど3打数無安打に終わり、連続試合安打は「8」でストップした。

 前日の試合では投打が噛み合い、ノーヒッターリレーの大勝で後半戦の開幕戦を飾ったエンゼルス。この日も序盤から打線が活発で、2回にアルバート・プホルスの適時打で先制に成功。7番のコール・カルフーンに本塁打も飛び出すなど、いきなり2−0とリードを奪う。

 さらに3回にもマイク・トラウトの30号3ランなどで3点を加え、4回にもデービッド・フレッチャーの適時打で1点。3イニング連続の得点で6−0と一気に主導権を握った。

 投げてはマット・ハービーが5回まで無失点の好投。6回に犠飛で1点を失うものの、5回2/3を投げて1失点と試合をつくる。7回には3番手のルイス・ガルシアが適時打を浴びて1点を失ったが、直後の7回裏にプホルスが左中間スタンドに3ランを叩き込んでリードを拡大。9−2と突き放した。

 3番スタメンの大谷はマリナーズの先発ウェード・ルブランを前に第1打席、第2打席と立て続けに三振に倒れると、満塁のチャンスで迎えた第3打席は外寄りのボールをうまく返したが打球はセンターのグラブの中。かつて西武でもプレーした左腕を前に3打席凡退に倒れると、7回の第4打席は四球。出塁してプホルスの3ランで生還を果たしたものの、久々の無安打に終わった。