今年は侍ジャパンでも4番を務めたオリックスの吉田正尚

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◆ 豪快フルスイング!計9発でファン魅了

「マイナビオールスターゲーム2019」の第1戦(19時開始)が12日に東京ドームで行われる。試合前には恒例のホームランダービーが行われ、オリックスの吉田正尚外野手が13日に甲子園で行われる決勝進出を決めた。

 今年のホームランダービーは2試合を通しトーナメント形式で行われ、各ステージ2分間での総本数を競う。MLB球宴のホームランダービーに近い形になった。出場者はファン投票で選ばれた、ヤクルトの村上宗隆(今季20本塁打)、巨人の坂本勇人(同25本)、DeNAの筒香嘉智(同17本)、広島の鈴木誠也選(同19本)のセ・リーグ4選手。パ・リーグは西武の山川穂高(同29本)、ロッテのレアード(同24本)、オリックスの吉田正尚(同15本)に加え、負傷辞退したソフトバンクの柳田悠岐に代わり、西武の森友哉(同8本)が繰り上げ選出された。

 この日の東京ドームではまず準々決勝の坂本vs.レアード、村上vs.吉田が行われ、最初のカードは坂本の4本に対しレアードは2本、続くカードは4本の村上を吉田が5本で上回り準決勝進出を決めた。

 準決勝は先攻の坂本が3本だったのに対し、後攻の吉田は4スイングで4本。タイムアップを待たず決勝進出を決めた。あす13日は準々決勝の筒香vs.山川、鈴木vs.森が行われ、このブロックを勝ち抜いた勝者が吉田と決勝戦を行う。