今季よりチャンピオンズリーグの舞台へと戻ってきたバイヤー・レヴァークーゼンは、リーグ戦、国内カップ戦と3大会を乗り越えるために中盤へ厚みをもたせたいと考えており、今夏にデミルバイを獲得したTSGホッフェンハイムから、さらにドイツU21代表MFナディーム・アミリも最有力補強候補として名前が浮上しているところだ。

 なおレヴァークーゼンではこれまでにも、ディナモ・ザグレブに所属するダニ・オルモへの関心も伝えられていたものの、しかしながらアミリ獲得に必要とみられる移籍金1500万ユーロと比較して、オルモについてはその倍が求められているとみられている。

 ちなみにアミリ、オルモともに、プレミアリーグのクラブからの関心も示されており、レヴァークーゼンとしては争奪戦へ加わる格好となるのだが、ただ家族や私生活面での繋がりという点では母国ドイツのレヴァークーゼンにはプラス材料があるとはいえるだろう。

ジョエリントンにもプレミアから関心

 さらに昨季にブレイクを果たしたジョエリントンに対しても複数のクラブからの関心が寄せられているところであり、特にkickerが得た情報によればプレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCから注視されている模様。

 ただホッフェンハイムではアレクサンダー・ローゼンが、きっちりと22才のブラジル人FWとの契約を11月の時点で2022年まで延長しており、すでにデミルバイ、シュルツの移籍から潤沢な移籍金を手にしたホッフェンハイムに対して、果たしてワンダラーズはどこまで詰め寄ることができるだろうか?