バイエルン・ミュンヘンは日本のビデオゲームメイカー、KONAMIとプラチナパートナー契約を結んだことを発表した。同社はバルセロナ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドともパートナーシップを結んでおり、契約期間は長期に及ぶ。

 同クラブの日本語公式ページでは、「KONAMIとFCバイエルンのパートナーシップはeFootballウイニングイレブン・シリーズ開発者に、ドイツで最も成功を収めているクラブのスター選手やレジェンドを同シリーズで実際の姿を模して表現するために必要な情報の取得を可能にする」とのこと。

 「『eFootballウイニングイレブン2020』では、スタジアムの完全な3Dスキャンを用いてデザインの細部にまでこだわり、アリアンツ・アレーナが再現される」上に、「FCバイエルンのプロ選手も実在の選手に忠実にデザインされる。」と掲載している。

 「更にKONAMIは、ドイツ代表であるバイエルンFWのセルゲ・ニャブリをeFootballウイニングイレブンの公式イメージキャラクターに起用することになった。」ことも併せて発表した。


 「ゲームはその時でまちまちだけど、週に2・3回。1時間程度プレーするかな」と会見で語ったニャブリは、代表参加で短めの夏休みを振り返り「皆と同様に仕事から離れ、サッカーのことをあまり意識せず充電をはかった」と説明。それでも「成功のプレッシャー」「新しいチームメイト」「CL」などバイエルンでの1年目での「パフォーマンスを振り返ってしまう」ものであり、「金曜からまた頑張るよ。全ての部分でよくしていきたい」と意気込みをみせた。

 一方でバイエルンではドイツ代表で同僚リロイ・サネの獲得を目指しているところだが、実現するとライバルにもなるニャブリは「クラブの助けになるなら歓迎。定位置争いはあって当然」との見方を示し、また就任初年度で国内二冠を達成するも批判の声もあるニコ・コヴァチ監督については、「バイエルンへの期待は別物だからね。でも監督について批判できるものではないと思う」との考えを示している。