近年はネット上の口コミサイトが充実しており、行ったことのないお店や施設については、事前に口コミを確認して評価を知ってから、利用するかどうかを決めるという人も少なくないだろう。

一方で、お店や施設の運営側としても口コミの評価は気になるものであり、万が一最低評価や悪い口コミが投稿された日には、対処に困ってしまうかもしれない。

イギリスのストックポートにあるカフェ「The Neighbourhood Cafe」は、「TripAdvisor」という口コミサイトで最低評価のレビューが投稿されてしまった。

しかし、それを逆手に取った行動を実践し、世間から良い意味で注目を浴びることとなった。

店の前に置いた看板が大反響

ある日、同店は「料理がなまぬるい」「加熱が不十分」「料理の提供が遅く何度も催促しなければならなかった」「こんなお店、もう二度と来ない」と、かなりの辛口評価をもらってしまった。

満足度を表す指標は、5ランク中で最低ランクの1だった。

この評価を受け、同店のオーナーは「応対は間違っていなかったはず」と主張しつつも、ただ単に落胆しただけではなかった。

彼は店の前の看板に、こう書いたのだ。

「入って!トリップアドバイザーの女性が食べた、人生史上最悪のまずい料理を試してみて!」

これだけではない。この看板を観た通りすがりの人が、面白いと思ってこれを撮影し、インタグラムに投稿したところ、思わぬ大反響を呼んだのだ。店のオーナーも、他の従業員も、これには大層驚いたという。

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口コミサイトに投稿された評価は、どんなものであっても紳士に受け止めたいとしつつも、それをどのように対処するかが、最も重要なのかもしれない。

まさに「ピンチはチャンス」。海外メディアはこの出来事を取り上げ、「口コミは最低ランク、でもその対応は最高ランクだ」と報じている。