流通経済大柏vs小見川

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1年生投手リレー!流通経済大柏が15得点で圧勝!

 柏市内の実力校・流通経済大柏が小見川との初戦を迎えた。春までの主力メンバーから大きく変わり、フレッシュな顔ぶれが目立つ。そんな選手たちが活躍を見せた試合だった。

1回表、流通経済柏はいきなり無死二、三塁からバッテリーミス、その後は2つの犠牲フライでこの回、3点を入れる。しばらく点を挙げられずにいたが、4回表、4番高橋遼平(2年)が二、三塁のチャンスから左中間を破る適時二塁打を放ち、5点目を挙げる。

流通経済柏の先発は1年の金子直樹。右腕から常時125キロ前後の速球、スライダーを投げ分けるオーソドックスな投球スタイル。5回裏、二死一、二塁から代打の越川明の適時二塁打で1点を失ったが、しっかりとゲームメイク。6回を投げて1失点の好投。コントロールもよく、120キロ台ながらボールの質もよい。しっかりと体作りをしていけば、130キロ〜140キロも見えてくる投手だろう。

そして7回裏から同じく1年生左腕の峯田青も好投を見せた、まだ体は出来上がっていないが、コンパクトなテークバックから投げ込む直球は常時120キロ前半でスライダーの切れも悪くない。しっかりと体ができれば、高いレベルで活躍が期待できそうだ。

 その後、打線が爆発し、9回表には8得点を入れるなど、計15得点。1年生投手リレーで15対1で2回戦進出を決めた。流通経済大柏は4番に座っている高橋はスイングも鋭く、パワーも光る大型外野手。次の佐倉戦ではどんな活躍を見せるか注目が集まる。

(文=河嶋 宗一)