5週間ぶりに職務へと復帰した、バイエルン・ミュンヘン指揮官ニコ・コヴァチ監督。会見の場にて同氏は、今季の目標として「昨季には国内二冠を達成した。それを守りたい」と述べると共に、16強に終わったチャンピオンズリーグでの巻き返しを誓った。

そこでロッベン、リベリが去ったウィングの補強を目指しているところであり、ドイツ代表FWリロイ・サネの名前が浮上しているところだが、同選手がチームにマッチするか?との問いに「確実に補強となる選手だよ。その能力は代表でもマンCでも披露しているものだ」とコヴァチ監督。

ただ獲得に向けての見通しについては「市場がまずは動かないことには」と、前日にルメニゲ代表が語った「玉突き効果」と同様の期待感を示している。さらにバイエルンでは、バルセロナのウスマン・デンベレに対する関心についても伝えられているところだが、こちらについては「とても良い選手だと思うが、ただバイエルンでは多くのポジションでいい選手がそろっているからね」と、むしろ距離を置く発言を行なった。

特にマッツ・フメルスが移籍しながらも、「後半戦でファンタスティックな活躍をみせたズーレ」に、「8000万ユーロを投じて獲得したエルナンデス」、そしてベンジャマン・パヴァールを加えたCBだが、「定位置争いにおいては、よりよい選手が出場機会を得ることになるよ」と強調。「ただこの点において、マッツはここでの定位置争いを演じたくないと考えたんだ」とも言葉を続けている。


その一方で、センターバックの定位置争いにおいて4番手とみられる、同じく元ドイツ代表ジェローム・ボアテングについては、ボアテング自身がバイエルンでの巻き返しを期す発言を行なっているが、コヴァチ監督は現時点で置かれた状況について「バイエルンで契約を残す者は、移籍への希望があろうと無かろうと、分け隔てなく機会を得ることになる」との考えを示した。

19歳アルプ「レヴァンドフスキは最高の教材」


なおこの日はハンブルクから加入した、期待の19歳FWヤン=フィーテ・アルプの入団会見も実施。「バイエルンへの移籍は決して難しいものではなかった」と語った同選手は、「ここのレベルで練習を行い成長していきたい」と意気込みをみせ、「レヴァンドフスキは完璧な教材だ」ともコメント。

ただコヴァチ監督は「必要はぶんだけ時間を与えて、最善の形で成長へと導きたい」と述べており、「練習参加だけでは不十分だろう」と指摘。ブンデス3部に属する下部チームでの起用を示唆している。

3部マンハイムからケアン獲得

またその下部チームでは、3部昇格を果たしたヴァルトホフ・マンハイムから、ティモ・ケアンを獲得。攻撃的MFは昨季4部相当で17得点をマークするなど、活躍をみせていた。