≪岐阜≫

 自民現職の大野がリードし、立民新人の梅村が追う。

 大野は県内の衆参全選挙区を、自身を含め自民が独占している厚い保守地盤を生かして組織戦を優位に展開。梅村は国民、共産、社民の支援を得て知名度不足の解消に努め、無党派層への浸透を図っている。

 ≪静岡≫

 自民現職の牧野が優勢で、改選2議席目をめぐり国民現職の榛葉と立民新人の徳川が追う。牧野は自民支持層の大半を固め、安定している。公明支持層への浸透が課題。榛葉は連合静岡の支援もあって国民支持層をほぼ固めた。立民支持層にも食い込む。徳川は立民支持層を固め切れていないが、榛葉の背中が見えてきた。共産新人の鈴木、N国党新人の畑山は支持に広がりを欠く。

 ≪愛知≫

 4議席をめぐり12人が乱立する混戦の中、自民現職の酒井が抜け出し、国民現職の大塚も他の候補をリード。立民新人の田島、公明新人の安江、共産新人の須山、維新新人の岬が接戦を展開している。

 酒井は平成25年の選挙でトップ当選した勢いを維持し、1期目の実績を訴えるなど現職の強みを生かした選挙戦を展開。4選を目指す大塚も高い知名度を誇り、政権批判を強めて反保守層に浸透している。

 田島も政権批判や消費増税反対を訴える一方、国連職員を務めた経験もアピール。「自公で2議席」を目指す安江は若さや弁護士の視点を政治に生かすと強調している。

 須山は憲法改正などで政権批判を展開し、雇用不安解消を訴え労働者への浸透を狙う。岬は地域政党「減税日本」代表の名古屋市長、河村たかしの支援を得て支持拡大に努めている。

 ≪三重≫

 自民現職の吉川と無所属新人の芳野による事実上の一騎打ち。吉川は大票田の県北部で浸透を図り、重点区と位置づける党本部から官房長官、菅(すが)義偉(よしひで)ら大物議員の来援も得てリードする。芳野は連合三重や市民連合みえの支援が強み。N国党新人の門田は伸び悩む。

                   ◇

 ■岐阜 25自 28自

 (1−3)

 大野 泰正 60 元国交政務官 自(細)現 【公】

 梅村 慎一 48 司法書士   立   新 【国】

 坂本 雅彦 47 会社役員   諸   新

 ■静岡 25自民 28自民

 (2−5)

 牧野 京夫 60 国交副大臣  自(竹)現 【公】

 徳川 家広 54 評論家    立   新

 榛葉賀津也 52 党参院幹事長 国   現

 鈴木 千佳 48 党県常任委員 共   新

 畑山 浩一 49 物流会社員  諸   新

 ■愛知 25自民み 28自民公民

 (1増・4−12)

 安江 伸夫 32 弁護士    公   新 【自】

 橋本  勉 65 元衆院議員  諸   新

 大塚 耕平 59 党代表代行  国   現

 須山 初美 40 党県常任委員 共   新

 古川  均 65 会社員    諸   新

 平山 良平 71 元中学教諭  社   新

 石井  均 54 元銀行員   無   新

 岬  麻紀 50 フリーアナ  維   新

 酒井 庸行 67 元内閣政務官 自(細)現

 田島麻衣子 42 元国連職員  立   新

 牛田 宏幸 48 元会社役員  諸   新

 末永友香梨 37 人材会社員  諸   新

 ■三重 25自 28民

 (1−3)

 吉川 有美 45 経産委理事  自 現 【公】

 門田 節代 51 政治団体代表 諸 新

 芳野 正英 44 元県議    無 新 【立】【国】

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 ■名鑑の見方

 選挙区の右は平成25、28年の議席獲得党派、カッコ内の数字は増減・改選数−立候補者数

 ◇立候補者の名鑑…氏名、年齢(投票日基準の満年齢)、代表的肩書、公認党派、派閥略称(自民現職のみ)、現元新別、推薦・支持政党。並びは届け出順

 ◇党派の略称…自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、国=国民民主党、共=共産党、維=日本維新の会、社=社民党、幸=幸福実現党、諸=諸派、無=無所属

 ◇自民党派閥の略称…(細)=細田派、(麻)=麻生派、(竹)=竹下派、(岸)=岸田派、(二)=二階派

 (注)平成25、28年の党派略称は、民=民主党(25年)・民進党(28年)、み=みんなの党