7月9日のできごとは「Xperia acro SO-02C 発売」「DynaTop 6000 発売」ほか:今日は何の日?

7月9日のおもなできごと


1999年、東芝がDynaBook誕生10周年記念モデル「DynaTop 6000」を発売

1999年、マイクロソフトが「Microsoft Office 2000」を発売

2011年、ドコモが「Xperia acro SO-02C」を発売

2015年、ゼンハイザーが「URBANITE XL WIRELESS」を発売

2011年:日本向け機能をしっかり装備したスマートフォン「Xperia acro SO-02C」



ドコモ向けのXperiaは先の3月に「Xperia arc SO-01C」が発売されていますが、薄型ハイスペックという魅力はあるものの、おサイフ・ワンセグ・赤外線通信という、従来のケータイから搭載されていた機能はありませんでした。この点でイマイチ食指が動かなかったという人も納得なモデルとして登場したのが、「Xperia acro SO-02C」です。

SoCにSnapdragon MSM8255、512MB RAM、1GB ストレージ、4.2インチ液晶(845×480ドット)、810万画素のExmor R for mobileを採用など、基本的なスペックはXperia arcを継承しつつ、おサイフ・ワンセグ・赤外線通信の日本向け機能を追加で搭載しました。

さすがに防水まではないものの、これで機能面での死角はほぼなくなりました。しかし、たった4ヶ月で発売されてしまうと、Xperia arcの立場がないですね......。むしろ、なんでそこまでしてXperia arcを発売する必要があったのか不思議なくらいです。

1999年:15インチ液晶一体型の省スペースデスクトップ「DynaTop 6000」



DynaBook誕生10周年記念モデルのひとつとして発売されたのが、「DynaTop 6000」。T1100でラップトップPC、DynaBook J-3100SSでノートPC、Libretto 20でミニノートPCと、様々な形のモデルを率先して開拓していった同社製品らしく、新たに一体型PCとして登場しました。15インチ液晶とスタンドを兼ねたスリムな本体が特徴的な1台です。

スペックは、CPUにCeleron(433MHz)、64MB メモリー、8.1GB HDD、DVD-ROMドライブ、OCカードスロット Type II×2、モデムなど。スタンド部にキーボードを載せられるので、使用しない時はコンパクトにまとめられるというのが実用的ですね。一体型なのでケーブル配線のわずらわしさも少なく、省スペース機を探していた人には魅力的なモデルでした。

とはいえ、CPUこそ若干強いものの、ハードウェアは基本的にノートPCとそれほど変わらず、性能向上の著しいPCにおいて、あまり人気は出なかった模様。残念ながら2000年の5月に登場したDynaTop2520/2010を最後に、シリーズ終了となりました。