米NBAの強豪、ヒューストン・ロケッツなどが興味を持っていると報じられたオクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルック(2019年4月19日撮影、資料写真)。(c)Cooper Neill/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)のヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)が、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のエース、ラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)をトレードで獲得する可能性があることが、7日に米メディアで報じられた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNの情報筋によれば、ロケッツはウェストブルックの獲得に興味を持っているが、ウェストブルックほどの選手のトレードは他に複数のチームが絡んだものになるか、あるいはサンダーが代役となる大物を獲得する必要があるため、実現は「見込み薄」だという。

 米ウェブサイトのジ・アスレチック(The Athletic)は、ロケッツの他にマイアミ・ヒート(Miami Heat)とデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)もNBA屈指の万能ポイントガードを狙っていると報じている。

 サンダーは、ポール・ジョージ(Chris Paul)がトレードを志願したことを受けて、チーム再建へ舵を切り、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)へポールを放出し、かわりに五つのドラフト1巡目指名権と、シェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)、ダニロ・ガリナーリ(Danilo Gallinari)を獲得する衝撃的な取引を6日にまとめた。そのため若返りを図るサンダーが、残された30歳のウェストブルックのトレードを模索している可能性はある。

 ロケッツはリーグ最高の得点力を持ち、17-18シーズンのレギュラーシーズンMVPを獲得したジェームズ・ハーデン(James Harden)、そしてクリス・ポール(Chris Paul)を擁し、すでに優勝を争える戦力を備えているが、そこにウェストブルックが加われば、現在均衡しているNBAの勢力図がロケッツ有利に傾く可能性がある。

 とはいえ、全員がボールを欲しがるタイプのガードだということを考えれば、3人の共存のためには全員が意識を変える必要がある。また残り4年で総額1億7100万ドル(約185億円)というウェストブルックとサンダーとの現在の契約を考えても、ロケッツは数選手を放出しなければならないことも考えられる。ポールは、ロケッツと3年総額1億2500万ドル(約135億円)の契約を残している。

 また仮に移籍が実現すれば、ウェストブルックとハーデンは再びチームメートになる。サンダーはウェストブルックともう1人のスーパースター、ケビン・デュラント(Kevin Durant)を擁し、さらにハーデンも控えていた2012年にNBAファイナルに進出したものの、レブロン・ジェームズ(LeBron James)を中心としたヒートの前に敗退。ハーデンはそのオフにロケッツへ移籍した。

【翻訳編集】AFPBB News