なつ(広瀬すず)と兄の咲太郎(岡田将生)は、東京に戻ると、下宿先のおでん屋「風車」の女将・亜矢美(山口智子)に、十勝で千遥(清原果耶)に会えなかったことを報告した。亜矢美は、千遥の心の奥深くには、まだ二人には言えない計り知れない思いがあるのだろうと元気づける。

亜矢美「千遥ちゃんがこれまで抱えてきたものは、想像以上だったんだね。これから、時間をかけて2人で支えていかなきゃ」

翌日、なつが会社へ出社すると、下山克己((川島明)、大沢麻子(貫地谷しほり)、坂場一久(中川大志)が、短編映画の企画案を出すように言う。なつは、北海道で夕見子のひとことで思いついた「ヘンゼルとグレーテル」を大沢や坂場に説明した。

「ヘンゼルとグレーテル」で進めていこう

坂場「『ヘンゼルとグレーテル』いいですね。これで進めていこう」

下山「どうやって思いついたの?」

坂場「どうやっては、関係ないです。今からすすめていくことを各自考えてきましょう」

坂場はその場を勝手に仕切り、一方的に話して去っていった。相変わらずの坂場のやり方に、大沢はイライラが増していく一方だった。

大沢「なんなのよ。原画のことをなにも知らないくせに」

なつ「坂場さんも漫画映画に熱い想いを持っているから、ああいう発言になるんだと思います」

大沢と一緒に働くチームは、坂場に対して良いイメージをもっていなかったが、なつは坂場の仕事に対する情熱の表れと感じていた。(NHK総合あさ8時)