スペック上の問題などから、最新版のiOSをインストールできるiPhoneは限られています。iOSのサポート期間はどれくらいなのか、歴代iPhoneごとに比較したグラフが公開されています。

サポート期間の基準は4年か

今秋に正式版がリリースされるiOS13は、多くのユーザーが待ち望んでいた「ダークモード」が利用可能となります。黒を基調としたダークカラーで表示するモードで、暗所でも目に優しい作りとなっています。しかし、このiOS13を利用できるのはiPhone6s以降となっており、2014年以前のモデル(iPhone6以前)はサポートされません。
 
iOSサポート開始から終了までの期間を知ることは、「AppleのiPhone想定使用期間」を知る手がかりにもなるはずです。Statistaで公開されたグラフでは、歴代iPhoneがそれぞれiOSサポートの対象となっていた期間を把握することができます。
 

 
上記のグラフからは、Appleが4年を基準としてサポート期間を設けていることが分かります。
 
例えば、2012年に登場したiOS6はサポート対象が4年前のiPhone3GS(2009年)まで、2018年のiOS12では5年前のiPhone5s(2013年)までが対象となっています。今年登場するiOS13は4年前のiPhone6s(2015年)までが対象です。

長すぎず、短かすぎず

iOSサポートの期間が4年を基準にしていることは、奇遇にも2019年のiPhone買い替え平均年数が4年と予測されていることとも一致します(2016年の段階ではAppleがiPhoneの想定使用期間を3年に設定していたことが分かっています)。
 
もちろん、iOSのサポート対象外になることがiPhoneを買い替える理由のすべてではありませんが、サポートから外れることは最新機能を利用できないだけでなく、Appleによるセキュリティ対策や、App Storeで公開されるサードパーティ製の一部アプリも対応しなくなります。少なくともユーザーに買い替えを促す役割は果たすはずです。
 
とすると、買い替えを促すためにサポート期間を短くしても良さそうにも思えますが、今度は古いiPhoneがすぐに時代遅れの端末になってしまうので、売れ筋は最新モデルに集中してしまいます。iPhoneブランドの価値を毀損させずに幅広い価格レンジで需要を喚起したいAppleとしては避けたいところです。
 
これらを踏まえると4年は長くも短くもない、絶妙な期間だと言えるでしょう。
 
 
Source:Statista via iMore
(kihachi)